このたび引き続き2期目の市政を担わせていただくこととなりました。
飛騨市は、人口が減少し続け、これまで予想することができなかった様々な事象が市内各地で起こっています。この現実を直視し、正面から受け止めた上で、一つ一つの課題に前向きに向き合い、現場で市民の皆様の声や困り感を肌で感じる中で、様々な知恵と工夫で課題を暮らしやすさに転換しながら、政策方針である「元気であんきな誇りの持てるふるさと飛騨市づくり」のもと、全方位に政策を展開し、総合政策指針に掲げる「みんなが楽しく心豊かに暮らせるまち」の実現に向けた取り組みを推進してまいります。
具体的には、「元気」な飛騨市をつくるため、地域外から所得を稼ぐ製造業、農林畜産業、観光を振興する取り組みを進め、人口減少の影響を軽減するとともに、地域の魅力を高め、産業を支える人材を確保してまいります。
「あんきな」飛騨市をつくるために、介護、医療、障がい児者支援、低所得者対策など、弱い立場の方々への支援を地方自治体の本務と位置づけ、市民全体の安全、安心を守っていきます。
「誇りの持てる」飛騨市をつくるために、人材の育成と地域資源の掘り起こしにより、市の魅力を高め、市民の自信につなげることで、飛騨市を誇りに思う気持ちを醸成し、若者の定着とUターンを促進します。
そして、当市の取り組みの一つ一つを全国に発信し、「飛騨市」の認知度を高めることが「飛騨市に住めば何か楽しいことが起きる」という”気“を市内全体に醸成することにつながり、本市に住み、そして関わる全ての人々が、毎日の生活を楽しく暮らすことができるようになると信じております。
これからも「対話と協働」、「交流と連携」、「挑戦と前進」を基本姿勢としながら取り組んでまいります。
飛騨市長 都竹 淳也