3月8日(金曜日)ハートピア古川
古川小5年生が総合的な学習で学んだ「米作り」と「防災」の集大成として、能登半島地震の被災者に贈る義援金を、日本赤十字社飛騨市支部(支部長は都竹市長)を通じて寄付しました。
児童たちは大地震の後「被災者のため、何か自分たちにできることないだろうか」と考え、実際に米作りを体験して収穫したもち米を、授業参観で訪れた保護者の方々に販売。その売上金全額を寄付することで被災者の気持ちに寄り添いたいと思い立ち、当日は用意した2合入りのもち米230袋すべてが保護者の手に渡ったそうです。
この日は義援金を受け付けているハートピア古川へ班長会の代表8人が訪れ、市民福祉部の藤井弘史部長に寄付金を集めた経緯を説明。この後「これまで学習してきた大災害が身近な所で起き、改めて恐ろしさを感じました。どうぞ被災された方のために使ってください」と手渡しました。
藤井部長は「被災者のため、飛騨市からも保健師や管理栄養士の方々が支援に出かけています」などと市の活動を伝えた後、「寄付金は皆さんの温かい思いと願いを込め、被災地に送ります」と感謝のことばを述べていました。
今回、児童たちから寄せられた寄付金はハートピア古川など市内8ヶ所に置いた募金箱の善意とともに、日本赤十字社を通じて被災地に届けられます。なお、市がこれまでに贈った義援金は810万円(3月5日現在)に上っています。