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飛騨市教委が「令和5年度市教育実践研究論文」の表彰式を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年3月13日更新

3月4日(月曜日)市役所

市教委では教職員の指導力向上のため、市が目指している「学びづくり」を基盤にした授業改善に取り組んでいます。この研究論文は教職員がそれぞれのテーマに基づいて実践研究に取り組んだ成果をまとめたもので、市小中学校校長会や教頭会などの代表が審査しました。

この日は優秀賞を受賞した井上陸生教諭(神岡小学校)と曽我紗季子教諭(神岡中学校)ら入賞者12人が出席し、沖畑教育長から賞状を受け取りました。

井上教諭は「主体的・対話的で深い学びを具現する指導の在り方」と題してまとめ、「算数科の授業において数学的な見方や考え方を働かせ、課題解決に向けて主体的に自己の学びを調整し、対話を通して協働的に学ぶ児童の育成に取り組まれました。特に教育データを活用した「複線型の対話活動」は市内の小中学校へ広めたい大変すばらしい実践です」と講評がありました。

また、曽我教諭は「主体的・対話的で深い学びを共につくり、学ぶ喜びを実感できる生徒の育成」と題して、数学におけるICTを活用した授業についてまとめ、「生徒1人1人が主体的に解決方法を見出したり、仲間との学び合いで深め合ったりすることで学ぶ喜びが感じられる授業づくりに取り組まれました。3つの研究内容の(1)導入の工夫、➁交流の場の設定、(3)終末評価の工夫といった取り組みは他教科でも参考になる大変すばらしい実践です」と、評価されました。

表彰の後、沖畑教育長は「日々子どもたちに向き合い、忙しい時間を過ごしている中で論文をまとめることは大変な作業です。しかし、立ち止まり、実践を振り返って整理してみると、新たな気づきがあり、進むべき方向が見えてくることも多くあります。3年、6年、12年の節目に論文の応募を勧めているのは、吸収の著しいこの時期にそうした学びを得てほしいからです。今回の作成で得た学びを、子どもたちの喜びにつなげていただくことを期待します」とあいさつしました。

続いて市教育研究所の山崎浩巳次長がそれぞれの研究論文について講評し、「いずれの教育実践研究論文も教育の今日的課題を踏まえ、児童・生徒の実態や学校課題を明らかにし、継続的、累積的に実践研究を積み重ねた価値あるものでした」と話しました。

優秀賞のほか、次の皆さんが受賞されました。

▽新人賞=瀧花光一(古川小)、足立知穗(古川西小)

▽奨励賞=森下育美(古川西小)

▽入選=倉家紗也乃(古川小)、河合小研究推進委員会(共同)、三ツ山順貴(古川中)、渡邉瞳哉(同)、長谷川貴之(同)、上町智(神岡中)、阪本智也(山之村中)

表彰式 集合写真

表彰式 集合写真

表彰式の様子(1)

表彰式の様子

表彰式の様子(2)

表彰式の様子

表彰式の様子(3)

表彰式の様子

表彰式の様子(4)

表彰式の様子

表彰式の様子(5)

表彰式の様子

表彰式の様子(6)

表彰式の様子

表彰式の様子(7)

表彰式の様子