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地域初の保育園留学が河合保育園で行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年3月6日更新

3月1日(金曜日) 河合保育園

飛騨の大自然に触れながら子ども主役の暮らしを体験してもらおうと、河合保育園が飛騨地域初の「保育園留学」のご家族を受け入れました。この保育園留学は(株)キッチハイク(本社=東京都、山本雅也代表取締役CEO)が提供するサービスで、子どもたちを保育園に通わせながらのびのびと新しい暮らしを体験してもらう取り組みです。飛騨市では本年度より導入しています。

河合保育園では2月25日から3月2日まで1週間にわたって島根県松江市の尾田洋平・真純さん夫妻と5歳になる耕太朗君を受け入れ、古川町の古民家をリノベーションしたGesthouse Chakraに滞在しました。洋平さんはリモートワークで仕事を続け、耕太朗君は地元の保育園を休んで訪れました。河合保育園では年中クラスに在籍し、未満児を除く全園児と雪と戯れたりして楽しい日々を送りました。

松江市のご自宅では1か月の半分以上は出張という過密スケジュールの日々を送られている洋平さん。耕太朗君と父親が行動を共にすることはもちろん、家族3人で食卓を囲む機会もあまりないようです。このため洋平さんは奥さまや子どもとのふれあいを求め、子どもは大自然の中、心身ともに健やかに育ってもらう機会を…と河合町を訪れたそうですが、1週間を振り返り、期待した以上の収穫が得られたそうです。

洋平さんは「河合町は地域交流が盛んで、町全体で園児たちの成長を見守り、協力してくれています。保育園も少人数の異年齢保育を実践していて、町全体がまるで大きな家族のようでした。人付き合いが疎遠になる中、家族全員、人肌に触れる日々を過ごせました」と笑顔を見せていました。

保育園留学最終日がせまった1日、両親に付き添われて登園した耕太朗君は新しい友だちとボーリングを楽しんだり、お誕生会に参加したり…。この日、ご両親に滞在した1週間を振り返っていただいたところ、洋平さんは「毎朝6時半に起きて規則正しい生活を送れました。子どもや妻とはかわいスキー場で雪遊びを楽しんだり、味噌づくりを体験したり、山中和紙のお話を聴いたり、高山観光にも出かけました。夜は外食やすぱーふるで温泉に浸かったり、パズルなどを楽しみました」と。

また、妻の真純さんは「まっ白の雪に覆われた山や宮川の景色が美しく大自然を満喫しました。毎日、家族で会食できたことが何よりでした。恥ずかしがり屋の子ですが、園児の皆さんともすぐに打ち解けて遊んでいたのでよかったです」。また、耕太朗君は「新しい友達ができて、ボーリングや雪の上でゴロンするのが楽しかった。雪合戦も楽しかった」と笑顔を見せていました。

河合保育園の大坪あゆみ主任は「園児たちも、耕太朗君が来るのを楽しみにしていました。期間中も通常通りの時間割で過ごしてもらい、園児たちも耕太朗君を積極的に遊びに誘い、一緒に雪だるまを作ったり、お店屋さんごっこを楽しんだり、いい刺激になったと思います。次回訪れる子が見えれば、河合ならではの楽しみをいろいろ体験させてあげたいと思います」と話していました。

保育園留学を体験した尾田さん親子

保育園留学を体験した尾田さん親子

親子での通園風景

親子での通園風景

登園の様子(1)

登園の様子

登園の様子(2)

登園の様子

遊んでいる様子(1)

遊んでいる様子

遊んでいる様子(2)

遊んでいる様子