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「懐かしの味、あぶらえおはぎ作り」が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年2月28日更新

2月23日(金曜日)古川町公民館

飛騨えごまの里推進協議会(田中一男会長・事務局=飛騨市食のまちづくり推進課)では飛騨市の伝承作物「飛騨えごま」の魅力を知ってもらおうと、この2月を「飛騨えごま月間」としてワークショップを開催しています。

今回は2月6日のワークショップに続く第2弾で、お彼岸を前に「あぶらえおはぎ作り」を学びました。主に薬草料理の普及に取り組む「山水女」(佐藤たか子代表・7人)の皆さんが指導し、市内の主婦や家族連れら15人が受講しました。受講者は各テーブルに分かれた後、エゴマの煎(い)り方と擂(す)り方のテクニックなどを学びました。

佐藤さんは「あぶらえおはぎは煎り方と擂り方でおいしさが決まります」と話し、実演しながら「煎る時はエゴマがパチパチはねる音が聞こえたら出来上がりです。箸(はし)でかき回すと音が聞こえないので、フライパンを振って行ってください」「擂りはエゴマがサラサラになるように行いますが、力を入れ過ぎると油が出てベトベトになるので気を付けて。砂糖を混ぜた後は空気を入れるように手ですくいながらサラッ、サラッと混ぜないとべとつきの原因になります」などと教えていました。

このあと、もち米とうるち米を9対1の割合で炊き、俵(たわら)形ににぎってエゴマをまぶして完成です。受講者は「えごま味噌だれのふろふき大根」とみそ汁と一緒に「あぶらえおはぎ」をいただき、舌鼓を打っていました。

家族で訪れた神岡町の主婦・中嶋由佳子さんは「エゴマが好きで、子どもにも食べさせくて参加しました。料理も体験させたいので」と受講した動機を話し、小学2年の彩月さんは「匂いがよくて早く食べたかった。おいしい♪」と笑顔を見せていました。また、祖母の中野典子さんは「若い頃、母親に教わりましたが、作り立てのあぶらえおはぎは風味がいいですね。久々においしいおはぎをいただきました」と話していました。

あぶらえおはぎづくりの様子(1)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(2)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(3)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(4)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(5)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(6)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(7)

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(8)

あぶらえおはぎづくりの様子

完成した料理を食べる様子

あぶらえおはぎづくりの様子

あぶらえおはぎづくりの様子(9)

あぶらえおはぎづくりの様子