7月9 日(日曜日)古川小学校グラウンド
消防用小型ポンプを保有する市内の消防団12チームが一堂に会し、消防技術について日ごろの練習の成果を競う「飛騨市消防団消防競練会(小型ポンプ)」が、古川小学校グラウンドで開催されました。
消防技術の向上と団員の士気の高揚を図ることを目的に開催されたもの。以前の「操法大会」から「競練会」の形になって初めての大会となりました。この日は、出場する団員や消防本部職員、来賓など約200人が参加しました。
名誉大会長を務める都竹市長は「これから梅雨明けまでの出水期、予断を許さない日々が続きます。常に災害、事故が目の前にあるということを認識していただきながら、きちんと対応できる消防団を目指していただくことを改めてお願いしたい」などとあいさつ。出場者を代表し、古川方面隊第3分団第3部の畑中宏さんが「日頃の訓練の成果をいかんなく発揮し、理解と協力をしてくれている家族への感謝の気持ちを忘れることなく、地元の方々に安心感を与えられるよう、正々堂々本日の大会に臨むことを誓います」と選手宣誓をしました。
競技は、1チーム4人のメンバーがそれぞれの担当任務を迅速にこなしながら、決められた手順でホースをつないで延伸し、放水して標的となる火点を倒すもの。団員らは、きびきびした動作と大きな掛け声で競技に臨み、安全な行動や機関操作技術、所要タイムなどを競い合いました。
出場者の家族も応援に駆け付け、カメラを向けたりしながら競技を見守っていました。出場した夫の秀樹さんの応援に家族で会場を訪れた、古川町の山本みさとさんは「練習を真面目に行ってきた成果が出たと思います。本人は失敗したと言っていましたが、声が大きくてとても良かったと思います」と目を細めていました。
大会の結果は次の通りです。
【小型ポンプ操法】
〈優勝〉宮川方面隊選抜
〈準優勝〉古川方面隊第3分団第2部
〈3位〉古川方面隊第3分団第3部
【個人賞 優秀番員賞】
〈指揮者〉蒲槙吾(古川方面隊第3分団第5部)
〈1番員〉小野裕司(神岡方面隊第3分団第1部)
〈2番員〉吉本優(古川方面隊第5分団第2部)
〈3番員〉吉野善寿(古川方面隊第3分団第2部