6月29日(木)市役所
社会福祉法人吉城福祉会(古川町)と社会福祉法人神東会(神岡町)は、「社会福祉連携推進法人 共創福祉ひだ」を設立し、市より認定書が交付されました。
この制度は複数の社会福祉法人が社員となって運営する法人で、合併とは異なり、各法人がこれまでどおりに運営しながら人材確保や研修体制を強化し、物品等の共同購入、災害時の相互連携などを行う仕組みです。設立にあたり、市から事務局に職員1名を派遣するほか、運営経費も交付されます。
この日は吉城福祉会の橋本正人理事長と神東会の柚原誠理事長が出席し、新しく「共創福祉ひだ」代表理事に就任した橋本理事長に都竹市長から認定証が交付されました。国内での社会福祉連携推進法人の設立は16番目、県内では2番目になります。
都竹市長は「一番の課題である介護人材の確保に向けて、また一歩踏み出せました。大いにいろんなチャレンジをしていただき、過疎地域の人材確保のモデルとなってほしい。」と話し、橋本代表理事は「互いの法人の強みを活かし、広域的な人員配置、人材確保に取り組んでいきたい。そのほかにも一緒にどのようなことに取り組めるか非常にワクワクしている。」と抱負を語られました。