5月25日(木曜日)市役所
永きにわたり教育業務に従事され、教育振興に多大な貢献をされたとして、古川町末広町の岡部勲さんに対し、高齢者叙勲・瑞宝双光章が贈られました。この日は、都竹市長から勲記、勲章が手渡されました。
岡部さんは昭和10年2月27日生まれの88歳。昭和30年に教員として旧河合村立保中学校に赴任され、以来40年の永きにわたって小中学校に勤務。平成7年に旧宮川村立坂下小学校の校長として退職されました。退職後も地域の社会教育委員として尽力いただきました。
岡部さんは、都竹市長が古川中学校1年生の時の担任を務められたそうです。都竹市長は「恩師に勲記を伝達できるなんて感激。先生の長い間の功労が認められてうれしい限りです」と話し、長年の労をねぎらいました。
懇談では、かつて語学実習室で行われた英語の学習のことや、豪雪のあった年に新しくなった古川中学校の屋根の雪下ろしをしたことなど思い出話に花が咲き、岡部さんは子どもたちとの交流や教員生活を振り返りながら、当時を懐かしんでみえました。
また、今回の受章について「大変光栄です。家族や周りの方々に支えられての受章ですので、皆さんにお礼を言いたいです。教え子の子どもたちや父兄の皆さんに恵まれてうれしく、やりがいもありました。かつての教え子が我が子のようで、今も見守っている気持ちです。皆さんも元気で長生きしてほしい」と話していました。