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大学生や吉城高生が屋台の曳行をお手伝い

印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月24日更新

4月20日(木曜日) 古川町市街地

吉城高校生と栃木県の大学生が、古川祭で市街地を曳行される屋台のうち「金亀台」の屋台曳きを手伝いました。

飛騨市では、市内の困りごとなどについて市内外にお手伝いを呼びかけ交流をはかりながら困りごとの解決につなげる取り組み「ヒダスケ!」を行っています。

今回は通常とは逆に、プログラムの主催者側からでなく、参加希望者の側から寄せられた「何かお手伝いをしたい」との声をもとに、お手伝いをしていただくプログラムを掘り起こしてマッチングする取り組み「さかさまヒダスケ!」を初めて実施。金亀台組の皆さんから快諾をいただき、屋台曳行のお手伝いが実現しました。

当日は、栃木県小山市から訪れた大学4年生の金子明日美さんと、吉城高校の有志5人の計6人が参加しました。屋台組の皆さんから指導を受けた後、飛騨古川まつり広場を出発。大横丁から今宮橋、三之町を進み、途中休憩をはさみながら最後まで曳行を手伝いました。

金子さんは3年生の夏に古川町を訪れたことが縁で「ヒダスケ!」にも関わるようになり、これまでに10回ほど参加してきたそうです。「旅行で来ると、地元の方と話す機会はなかなか無いのですが、『ヒダスケ!』だとお話できるのが良いです。古川祭は初めてで楽しみにしていたので、参加できてうれしいです」と金子さん。「地元の方と一緒に最後まで、屋台を一生懸命引っ張ります」と意気込んで参加しました。

吉城高校3年の奥洞太智君は、大学進学で地元を離れる前に、どんな形でもいいので古川祭に関わりたいと考え、参加を決めたそうです。「今日は暑いですが、頑張って最後まで曳きたい」と意気込みを話して出発。曳行を体験すると「実際に曳いてみると重くて筋肉痛になりそう。特に上り坂がきつかったです。でも、いい思い出になりそうです」と笑顔を見せました。

同じく3年生の小林芽衣さんは「私が住んでいる地域には屋台が無いので、今回初めて曳きました。めちゃくちゃ重くて、ゆるい上り坂も全力で曳くので体力が要ります。方向転換も大変そう。でも、いい思い出になりそうです」と感想を話していました。

金亀台組の沖田晃さんは「町内も高齢化や少子化、核家族化が進んできて、祭りの担い手も少なくなっています。そうした中、こうした気持ちのこもった若い人の参加があることは非常にありがたいです。これからは、屋台を大事にする気持ちがある人には広く参加してもらい、盛り上げていただくことも大事になるのでは。屋台曳き以外のお手伝いも考えられますし、他の屋台組にも波及していくといいですね」と話していました。

 

ヒダスケ!と屋台(1)

ヒダスケ!と屋台(1)

 

ヒダスケ!と屋台(2)

ヒダスケ!と屋台(2)

 

ヒダスケ!と屋台(3)

ヒダスケ!と屋台(3)

 

ヒダスケ!と屋台(4)

ヒダスケ!と屋台(4)

 

ヒダスケ!と屋台(5)

ヒダスケ!と屋台(5)

 

ヒダスケ!と屋台(6)

ヒダスケ!と屋台(6)

 

ヒダスケ!と屋台(7)

ヒダスケ!と屋台(7)

 

ヒダスケ!と屋台(8)

ヒダスケ!と屋台(8)

 

ヒダスケ!と屋台(9)

ヒダスケ!と屋台(9)