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ボランティアの力借り、瀬戸川の鯉の引っ越しが行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年11月27日更新

11月25日(土曜日)古川町

本格的な冬の訪れを前に瀬戸川の鯉の引っ越し作業が行われました。これは冬季、瀬戸川が流雪溝として利用されるため行われているもので、鯉は来年5月6日まで増島城の堀で越冬します。

この日は飛騨市観光協会や市の助っ人として活躍するヒダスケ!の皆さん、古川中学校の生徒ら合わせて29人が参加。朝方、肌を刺すような寒さの中、参加者は胴長姿で川に入り、玉網で魚をすくって軽トラに乗せ、池へとピストン輸送しました。

鯉は大きいもので全長80センチ、重さ10キロにもなります。参加者は飛び跳ねる鯉の水しぶきを浴びながら、やっとの思いですくい上げていました。中には、抵抗する大きな魚体に体を叩かれ、悲鳴を上げる女性もいました。

参加した古川中3年の村山申弦さんは「大きい鯉ばかり。暴れて大変でした。それでも一度に2匹捕まえた時はうれしかった。来年も参加したいです」と。同じく3年の加藤櫻太さんは「寒いし、鯉は予想以上に重くて大変でしたが、作業を続けているうちに壁に追い詰めると簡単に取れることが分かり、楽しかったです」と話していました。

観光協会の渡邉隆会長は「瀬戸川の鯉は地域で愛され、ランドマーク的な存在といえます。鯉の放流は瀬戸川をきれいにしようと50年以上も前に行われましたが、今では美しい飛騨の山と川の象徴といえます。地元の中学生の皆さんもたくさん手伝ってもらいましたが、是非先人の思いを受け継ぎ、古川に愛着を持っていただけたらと思います」と話していました。

引っ越しの様子(1)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(2)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(3)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(4)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(5)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(6)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(7)

引っ越しの様子

引っ越しの様子(8)

引っ越しの様子

中学生ボランティア集合写真

中学生ボランティア集合写真

天神池の様子

天神池の様子