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市内3校の生徒らが合同で芸術鑑賞をしました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年7月28日更新

​7月19日(水曜日)飛騨市文化交流センター

市内にある吉城高校、飛騨神岡高校、飛騨吉城特別支援学校の3校の生徒を対象にした合同芸術鑑賞会が古川町の飛騨市文化交流センターで行われました。

これまでは各校単独で芸術鑑賞会を行っていましたが、今年は3校合同にすることで、より予算規模の大きな催しを開催でき、各校の生徒同士の交流も図れるものになりました。この日は、国内外のツアーや、全国各地の学校での公演、ワークショップなどで活躍しているニューオーリンズスタイル・ブラスバンド「BLACK BOTTOM BRASS BAND」を招き、高校生ら約500人が来場しました。

メンバーは、生徒らにスウィングのリズムの取り方を教えたり、リズムに合わせて「わっしょい、わっしょい」と声をかける練習をして「ワッショイブギ」などの演奏を披露。生徒らも立ち上がり、腕を振り上げてリズムを取ったりしながら演奏に参加しました。また、ニューオーリンズ・スタイルのジャズの歴史を紹介したり、吉城高校と飛騨神岡高校の校歌をジャズ風にアレンジして披露したりしました。

第2部の冒頭では、客席から演奏しながら登場し、生徒らと交流しながら始まりました。ミュージシャンの仕事や日常、ミュージシャンになった経緯なども紹介。生徒らが床を踏みならしたり、手を打ったりして体で感じる演奏を披露したり、『Change the World』『What a wonderful world』といった名曲なども演奏しました。最初は戸惑い気味だった生徒らも、徐々にメンバーの呼びかけに応えはじめ、最後はアンコールが出るほど盛り上がりました。

飛騨神岡高校2年の森脇舞香さんは「ノリノリで良かったです。バンドの人がコミュニケーションが上手で素敵でした。3校での鑑賞は、最初は緊張していたけど、音楽を聴いているうちに気持ちがほぐれて、楽しく聴けました。とても良かったです」、同校2年の倉住夏音さんは「あまりなじみのない曲でしたが、聴いてみて新しい発見がありました。リラックスして聴けて、日ごろの疲れも取れました。中学校の時の同級生とも会え、音楽を聴いて一緒に楽しめて嬉しいです」と感想を話し、2人とも「また聴いてみたい」と口をそろえました。

演奏後は、バンドメンバー2人と生徒約20人との座談会もありました。トロンボーン奏者の「YASSY」さん、トランペット奏者の「YUTA919」さんが生徒と交流。使っている楽器やバンド結成時のこと、演奏時のことなど音楽に関する質問に答えたり、「ジャズを練習する時は、まず自分の体をワクワク楽しくさせてから練習するといいよ」などとアドバイスしたりしました。

座談会にも参加した吉城高校1年の西田陽香さんは「ジャズが好きで、質問にも答えてもらったので、アドバイスを参考にやってみたいです。会ってみたら、ステージの時より静かな人でした。今日はとても楽しめました。機会があったら、もっといろんな人にジャズを好きになってほしい」などと話し、息を弾ませていました。

 

会場の様子(1)

会場の様子(1)

 

会場の様子(2)

会場の様子(2)

 

会場の様子(3)

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会場の様子(4)

会場の様子(4)

 

会場の様子(5)

会場の様子(5)

 

会場の様子(6)

会場の様子(7)

 

会場の様子(7)

会場の様子(7)