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「断捨離」を通じた身近な片付けのコツを学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年7月24日更新

​​7月16日(日曜日)古川町公民館

飛騨市終活支援センターが古川町公民館で、「思い立ったが断捨離日」と題して終活セミナーを開催しました。

人生の終えんの前に、介護や相続、片付けなど市民の皆さんがそれぞれ抱えている問題について考え、対応策を講じることで、残りの人生を前向きで豊かに暮らしていただこうと、市では飛騨市社会福祉協議会に運営を委託して終活支援センターを開設。セミナーや相談会などを行い、終活のサポートを行っています。

今回は、なかなか進まない身の回りの片付けについてのコツを学んでもらおうと、BS朝日のテレビ番組『ウチ、“断捨離”しました!』でも活躍している、やましたひでこ公認断捨離チーフトレーナーの小林ふみこさんを招き、「断捨離流 人生の棚卸」の講演をしていただきました。

小林さんは、「断捨離」はヨガの考え方で、人間の体の新陳代謝のように、必要なものを暮らしに取り入れ、使い終わったものは出すというのが基本的な考え方だと紹介しました。その流れが詰まってしまうことが問題で、そのつまりを取り除くことが必要だと説明。家にある物の中で、本当に必要な物は5分の1ほどだという調査結果を示し、自分が持っている「収納空間」や「片付けに使える時間」「気力・体力・お金などのエネルギー」に対して、物の量が多すぎることが片付かない唯一の理由だと強調しました。

片付けを「整理」「整頓」「掃除」という過程に分け、「整頓」と「掃除」は他人に任せられる一方、自分にとって必要なものと不必要なものを判断する「整理」は自分にしかできず、誰にも頼れないので大変だと指摘しました。また、「捨てられない」という思いの中には、「捨てたい」と思う理由と、「捨てたくない」と思う理由があるはずだと強調。参加者に「捨てられない物」を1つだけ具体的に思い浮かべてもらい、その「捨てたい」理由と「捨てたくない」理由を紙に書き出したり、3~4人で話し合うワークショップも行いました。

また、物と自分との関わりを振り返ることを勧め、「足に合わない靴をいつ履くんですか」「肌に合わないシャンプーを使わずに保管していませんか」などと問いかけ、「今の自分」にとって「不要」「不適」「不快」なものを取り除くことが大事だとアドバイスしました。

他に、同センターの就活アドバイザーである木下裕子さんが、自身の経験を交えながら、断捨離講座で得た学びや気づきなども報告。この日は終活に関心のある25人が参加し、熱心に聞いていました。

神岡町から参加した野尻進さんは「家や土地、山林などについての今後を早めに考えようと、勉強のために参加しました。いらない物を処分する方法が分かりました。元気なうちにやれるよう、家で少しでも取り組みたい」と話していました。

 

セミナーの様子(1)

セミナーの様子(1)

 

セミナーの様子(2)

セミナーの様子(2)

 

セミナーの様子(3)

セミナーの様子(3)

 

セミナーの様子(4)

セミナーの様子(4)

 

セミナーの様子(5)

セミナーの様子(5)

 

セミナーの様子(6)

セミナーの様子(6)

 

セミナーの様子(7)

セミナーの様子(7)

 

セミナーの様子(8)

セミナーの様子(8)

 

セミナーの様子(9)

セミナーの様子(9)

 

セミナーの様子(10)

セミナーの様子(10)