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ヨシの役割や「ヨシストロー」の作り方を学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年7月19日更新

7月14日(金曜日)宮川小学校

宮川小学校の4、6年生児童3人が、湿原などに生えるヨシの特徴とその役割、ヨシを活用したストロー「ヨシストロー」の作り方とその意義などについて、立命館大学経済学部の寺脇拓教授と学生から学びました。

宮川小学校では総合的な学習の時間に、地元にある池ヶ原湿原の魅力を再発見し、地域内外へ発信していく探究学習を行っています。4年生の藤戸貴生さんが池ヶ原湿原についてインターネットなどで学習した際、同湿原に繁茂するヨシを刈って搬出することで湿原の富栄養化を防ぎ、湿原の環境を保全する活動が行われていることを知ったそうです。さらに学習を進めると、刈ったヨシを有効活用してストローを作る取り組みを同大学が行っていることを知り、「ストローの作り方などを詳しく教えてもらいたい」と呼びかけ、今回の学習会につながりました。

この日は、寺脇教授が調査研究を進めている「環境経済学」を学ぶゼミナールに所属する学生4人と寺脇教授が、インターネットを通じて取り組みを紹介したり、児童らの質問に答えました。寺脇教授は、ヨシを刈って環境が良くなると、社会も良くなって幸せになると説明しながら、「そうした世の中の幸せを考える学問が経済学です」などと強調。「ヨシストローを通じて、世の中がもっと幸せになることを考えて研究しています」などと話しました。

学生らは「ヨシストローとSdgs」と題し、写真や図、動画などを使いながら「ヨシは川や湖など水の近くにある植物」「魚のすみかを作ったり水をきれいにする働きがあり、景観も良くする」などと説明しました。研究を進めている琵琶湖では、ヨシが減ったことで環境が悪化したため、ヨシを保全するためにヨシ刈りをしていると紹介。池ヶ原湿原での取り組みとは目的が違うことも話しました。

 

学習会の様子(1)

学習会の様子(1)

 

学習会の様子(2)

学習会の様子(2)

 

学習会の様子(3)

学習会の様子(3)

 

学習会の様子(4)

学習会の様子(4)

 

学習会の様子(5)

学習会の様子(5)

 

学習会の様子(6)

学習会の様子(6)

 

学習会の様子(7)

学習会の様子(7)

 

学習会の様子(8)

学習会の様子(8)