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ネットショップの売上向上について学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年7月19日更新

7月12日(水曜日)市役所

市内に事業所がある法人や個人事業主で、インターネットを通じた通信販売など「ネットショップ」の開設を検討している人や、すでに運営中の人などを対象にした「飛騨ネットショップ倶楽部」の講座が市役所で開催されました。

ネット通販での売り上げ向上や、事業者同士の交流を深めてもらおうと5年前から行っている取り組みで、同講座の他に個別相談会などもあります。今年度は「自社の課題や、やるべきことが見つかる」「とにかくやってみる」「売上・利益が上がる」を目的に、専門家による研修や視察なども行いながら学ぶそうです。6月には初級者向けの講座が行われ、今回は中級者向けの講座で全3回のうち今年度最初のセミナーでした。

インターネットを通じた通信販売や販売促進支援、商品開発などを行っている古川町の(株)ヒダカラの舩坂香菜子取締役が講義を行い、舩坂康祐社長が自社の事例を紹介しながらネット通販のコツなどをアドバイス。市内13社から経営者や通販担当者など23人が参加しました。

前半はグループごとに分かれ、参加者がそれぞれ自社の現状や悩み、課題などを振り返り、近況などについて話し合い、参加者同士で共有しました。

また、舩坂香菜子取締役がネット通販市場の現状などを説明。コロナ禍で右肩上がりの成長を見せたネット通販市場ですが、特に食品部門を中心にまだまだ伸びしろがあると強調しました。実績をあげている企業の事例も示し、その好調さを支えていると考えられるポイントを紹介。「切り口や、やり方一つでまだまだ伸びます。自社の強み、お客さんの求めるポイントを考え、とにかくトライ&エラーを重ねることが大切」と呼びかけました。

この講座で学び、着実に実績をあげている井之廣製菓舗と牧成舎の2社の取り組みや現状、課題などを担当者から聞く時間もあり、参加者は質問をするなどメモをとりながら熱心に耳を傾けました。

舩坂康祐社長は運営するヒダカラ通販部門の取り組みや実績、今後の目標などを紹介し、売り上げが上がる要素などについて解説しました。苦戦した事例も紹介しながら、まだまだ新たな市場があることに気づいたと強調。「ちょっと頑張らないと届かない目標設定」「目標とする他社の研究や、自社の差別化の必要性」などを指摘し、「とにかくすぐ、やってみること」の重要性を強調しました。

後半は「お取り寄せワークショップ」として人気のネットショップから取り寄せた商品を手に取り、実際に味わったりしながら、人気となっている要素について考察。参加者それぞれが魅力と思う点について話し合い、売り上げアップにつながるポイントを探りました。

この日の講座に初めて参加した宮川町の大下菜々実さんは「実際にネットショップで活躍してみえる講師の方で、信頼して話を聞くことができました。また、みんなで話を聞くことで、自分も頑張ろうという気力につながりました。まだ小規模ですが、同じ業種の人と協力して、いろんなことをやっていきたい」などと意気込みを話していました。

 

講座の様子(1)

講座の様子(1)

 

講座の様子(2)

講座の様子(2)

 

講座の様子(3)

講座の様子(3)

 

講座の様子(4)

講座の様子(4)

 

講座の様子(5)

講座の様子(5)

 

講座の様子(6)

講座の様子(6)

 

講座の様子(7)

講座の様子(7)

 

講座の様子(8)

講座の様子(8)

 

講座の様子(9)

講座の様子(9)

 

講座の様子(10)

講座の様子(10)