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「船津盆踊り」を学んだ成果を披露しました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年7月19日更新

7月11日(火曜日)神岡小学校

総合的な学習の一環として地域の伝統文化を学んでいる神岡小学校の3年生児童が、同校体育館で神岡民謡保存会(永田雅人代表、会員18人)の皆さんと一緒に、県指定重要無形民俗文化財である「船津盆踊り」を披露しました。

今年度は3年生41人を対象に、伝統文化にふれることで郷土への理解を深め、愛着を持ってもらおうと、太子踊りと船津盆踊りについて学習してきました。船津盆踊りは、同保存会副会長の永尾登茂子さんらが6月20日から4回にわたって同校を訪れて指導。児童らは船津盆踊りの歴史や踊りの型などを学びながら練習を重ねてきました。

この日は、永田代表や永尾さんをはじめ会員の皆さん11人が同校を訪れ、生唄、太鼓や三味線の生演奏などを披露しました。児童らは用意された同会の法被や編み笠を身に着け、会員の皆さんと一緒に輪をつくり、これまでの成果を披露しました。

踊りを終えた中田このみさんは「最初は太子踊りより難しそうと思い、踊りの型を覚えるのも大変だったけど、踊れるようになって嬉しかった。これからも踊ってみたいです」と、また、このお披露目会の前日に同保存会の子ども会員になったという高松良太郎さんは「船津に住んでいるので、この踊りをもっと上手に踊りたいと思い、入会しました。保存会の人の言うことを聞いて、もっともっと上手になりたいです」と話していました。

永田代表は「子どもたちは最初、あまりなじみのない民謡を聞いて心配そうでしたが、練習が進んでからは楽しくやっていました。子ども会員が去年は2人、今年も1人入ってくれて嬉しい。授業で教えることは、若い担い手を育てる良い機会になっています。8月10日午後7時から船津座で盆踊り講習会、8月13日午後7時から西里通りで盆踊りがあるので、ぜひ参加してほしいです」と話していました。

永尾さんは「練習では質問もいっぱいしてくれて、言われた通り真面目に踊ってくれました。後継者不足の中、こうした授業を通じて踊りを知ってもらい、1人でも多くの後継者育成につながれば。船津盆踊りを宝物として受け継いでいってほしいです」と話し、元気な子どもの姿に目を細めていました。

 

成果発表会の様子(1)

成果発表会の様子(1)

 

成果発表会の様子(2)

成果発表会の様子(2)

 

成果発表会の様子(3)

成果発表会の様子(3)

 

成果発表会の様子(4)

成果発表会の様子(4)

 

成果発表会の様子(5)

成果発表会の様子(5)

 

成果発表会の様子(6)

成果発表会の様子(6)

 

成果発表会の様子(7)

成果発表会の様子(7)

 

成果発表会の様子(8)

成果発表会の様子(8)