7月7日(金曜日)神岡小学校
「七夕」のこの日、同校ではコロナ禍のため中止となっていた「星空観察会」と「校内ナイトツアー」を4年ぶりに開き、児童たちを楽しませました。この行事は市教委による「家庭教育学級」の一環で、PTAが中心となって行いました。
この日はあいにくの曇り空のため、天体望遠鏡による星空観察会は残念ながら中止に。その代わりに児童たちは体育館のスクリーンに映し出されたウエブ絵本「たなばた」を観賞しながら、飛騨コスモス天文台の巣鷹一浩代表と会員の田中博さんによる夏の星座などのお話を楽しみました。
西の空の一番星「金星」や南の空の「天の川」、七夕に登場する「彦星」と「織姫」のエピソードなどを聞いた後、北斗七星のある星座などを当てるクイズに挑戦。児童たちは景品の宇宙の写真を手に大喜びでした。
二つの行事は2班に分かれて交互に行い、ナイトツアーでは普段は経験できない夜の学校探検を楽しみました。スタンプラリー形式で行われ、懐中電灯の明かりを使って廊下を行ったり、来たり。親子はスタンプ台の後ろに人体模型が浮かび上がったり、突然ガタガタと音を出す扉に悲鳴を上げたりしながら楽しんでいました。
母親と参加した和仁日菜子さんは「コロナのため、親子行事は入学してから初めて。とても楽しかった。ハラハラドキドキしたけど、私たちは校内のことは大体分かっているのであまり怖くありませんでした。時々お母さんたちの悲鳴が聞こえ、楽しかったです」と話していました。
家庭教育学級では保護者が子育てやしつけについて学び、親子で触れ合う機会に努めています。すべての保護者が安心し、自信を持って、子どもたちの健全な発達に関われるようにする場です。