6月30日(金曜日)市役所
鎌村さんは高山赤十字病院産婦人科を皮切りに、ほぼ半世紀にわたり飛騨地域で助産師活動をされています。この表彰は長年の功績をたたえて日本助産師会から贈られたもので、この日、都竹市長に喜びの報告をされました。
産婦人科を中心に長年、妊婦や母親に寄り添って来られた鎌村さんは高山日赤の看護師長を務めた後、2012年に定年退職。現在、古川町増島町で「かまむら母乳育児相談室」を手掛ける傍ら、地域の乳幼児学級の講師を務め、市と連携して「産前産後ママサポプロジェクト」のリーダーとして妊婦らのケアに努めています。
また、2019年にはママサロンにこにこルーム「まるん」を開設して助産師相談事業を始めたり、防災士の資格を取得し「赤ちゃん防災リーダーの会」を立ち上げるなど、大変幅広く活動されています。
都竹市長が「飛騨市は助産師さんとも手を組み、出産前から出産後まで切れ目のないケアに努め、支援が手厚いという話を耳にします。鎌村さんを始め、熱心に活動していただいているのは頼もしい限りです」とエールを送ると、鎌村さんは「やりたいことはまだまだあり、できる限り力を尽くしたいと思いますが、年を重ねましたので、若い人にもがんばっていただきたいと思います」と抱負を述べられました。