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飛騨市ブランドの確立に向けて~市の「モノづくり事業育成プロジェクト」参加者にアドバイス

印刷用ページを表示する掲載日:2023年6月30日更新

6月22日(木)市役所

地域に根付いたモノづくり事業者を応援する今年度の「キックオフミーティング」が行われ、東京都のメイドインジャパンプロジェクト株式会社の赤瀬浩成社長が新商品開発や既存商品のブラシュアップ、外国人向け商品開発などに関してアドバイスしました。

この日は市内の事業所の皆さん14人が参加しました。冒頭、昨年度の事業報告と今年度の方針の説明がありました。事業報告では「みょうがキムチ」など地元伝承作物の瓶商品シリーズや、飛騨産広葉樹の床材・壁材など6社が開発した新商品を紹介。また、マーケティング調査を兼ねて2月に東京ミッドタウンで開かれた「EXCELLENT飛騨展」での売り上げなどの実績も報告されました。また、今年度の事業では各事業所を訪問して商品開発等のアドバイスをおこなったり、昨年に引き続き首都圏での実証販売などが計画されているそうです。

この事業は自社の商品の魅力を高め、さらに付加価値をつけて販売してもらうのが目的で、主に「飛騨産広葉樹」や「飛騨の薬草」を始め、インバウンド向け商品などを通して飛騨市ブランドを確立するのが狙いです。

赤瀬社長は「地元の人たちは、商品となる素材について首都圏の消費者にとってそれほど価値はないのではと、決めつけないことが大切。他県などよそから来た人の方が素材の活用がうまいと言われるのはそこです。ブランディングの使い方に関しても甘いですね」などとアドバイスしていました。

市ではどちらかというと広葉樹や薬草を使った商品や、インバウンド向けの開発に力を注いでいます。畑上あづさ部長は「今年はクラフト系の事業者が多く、これまでと違った角度から市の産品のブラシュアップと情報発信を図りたい。事業所の方々には赤瀬さんのアドバイスはもちろん、東京での実証販売により、現場を自分の目で確かめられることもメリットの一つ。市も精一杯支援していくので、大いにがんばっていただきたいと思います」とあいさつしました。

 

プロジェクトの様子(1)

プロジェクトの様子

 

プロジェクトの様子(2)

プロジェクトの様子

 

プロジェクトの様子(3)

プロジェクトの様子

 

プロジェクトの様子(4)

プロジェクトの様子