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令和4年度飛騨市学園構想報告会が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年3月10日更新

2月24日(金)古川町公民館

市内の保育園から小中学校、高校までを一つの学園と位置付け、地域と連携しながら子どもたちが課題解決能力を身につけていく飛騨市学園構想。今年度の振り返りとして、中学生による事例発表を中心に行い、市内の教職員ら約170人が参加しました。

報告会に先立ち、都竹市長は「人口減少や高齢化が進む中、学園構想は着々と進んでいます。学校活動はまちづくり活動そのものです。子どもたちは異質な人たちとの交わりの中で知恵をつけ、課題解決能力を身につけて成長します。さらに飛躍することを願っています」とあいさつしました。

続いて、学校教育課の上口淳課長は「今年度から7年度までの学園構想をまとめたリーフレットを紹介。その未来像は人が育つ地域づくりです。「みんなで育て みんなが育つ 魅力あるまち」をスローガンに、皆で面白がって探求する学校、対話にあふれた地域活動などを掲げています。これまでの実践を通じて、まちづくりの観点で大人も一緒に活動し学びを深めていく視点を取り入れていくそうです。

引き続き、さくら保育園と古川西小、古川中学校、神岡中学校の実践発表が行われました。古川中は1年生が防災、2年生は職場体験、3年生は地域貢献を実践するマイ・プロジェクトに取り組み、登壇した生徒は“まつり会館お助け隊”というマイ・プロジェクトについて発表し「外国人を含め、接客に挑戦しました。今後も地域との活動にかかわりたいので見守ってください」「マイプロで人の温かさを感じました。将来にわたり、飛騨市を支える人に成り立ちと思います」と話していました。同校教員によると、こうした活動を通じて自己表現できる生徒が増えているそうです。

また、神岡中の生徒たちは鉱山資料館のPR動画や、住人の声も取り入れた詐欺防止を啓発する動画の制作などについて事例発表し「生徒たちのコミュニケーション能力が高くなっていることを実感しました」と話しました。この後、國學院大學人間開発学部の田村学さんによる「主体的・対話的で深い学びと探求」と題した講演会が開かれました。
 

報告会の様子(1)

報告会の様子

 

報告会の様子(2)

報告会の様子

 

報告会の様子(3)

報告会の様子

 

報告会の様子(4)

報告会の様子

 

報告会の様子(5)

報告会の様子

 

報告会の様子(6)

報告会の様子

 

報告会の様子(7)

報告会の様子