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イサム・ノグチの創作の源にふれるトークイベント

印刷用ページを表示する掲載日:2022年4月24日更新

​4月24日(日曜日) 飛騨市美術館

アメリカ出身の彫刻家イサム・ノグチ(1904年ー1988年、日本名=野口勇)の作品などを展示する「イサム・ノグチ『光の彫刻』展ー和紙と竹が一体となって生み出された、モダン・デザインの名作ー」が6月12日まで、飛騨市美術館で開催されています。

イサム・ノグチは、アメリカ生まれの日系アメリカ人で、彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家。13歳で単身渡米し、学生寮で一時期を過ごしました。当初は医学を学んでいましたが、当時アメリカに研究員として滞在していた野口英世に美術方面へいくよう助言され、アメリカの美術学校へ入学。彫刻で頭角をあらわした後、19歳でパリへ。そこで彫刻家・コンスタンティン・ブランクーシと出会い、師事することになります。

石やブロンズ、鋳鉄などを素材とし、多くの彫刻作品を制作し、また橋やモニュメント、公園なども手がけました。1951年に来日した際、岐阜提灯業者の尾関秀太郎氏に出会い、和紙を用いた灯りに魅かれたことをきっかけに、それ以後亡くなるまでの35年間に200種類以上の「光の彫刻」を制作されたそうです。

今回の展示では、飛騨・世界生活文化センターの協力を得、灯りをテーマとした作品約90点を展示。1950年代初頭の岐阜提灯の伝統を生かした作品や、1980年代のモダンな作品などが飾られています。また、1951年11月にイサム・ノグチが高山市を訪れた際に、同市の写真家、故・田中一郎氏が撮影したイサム・ノグチの未公開写真4点も展示されています。

この展示を受けて24日、同館の上屋美千弘副館長と前・岐阜県美術館長の古川秀昭氏による「イサム・ノグチの〈あかり〉をめぐって」と題したトークイベントが同館で開催されました。

イベント開催にあたり、都竹市長は「岐阜県の中で産業政策に関わった人間は、岐阜提灯に必ずふれ、その際にイサム・ノグチ、〈あかり〉の世界にふれます。私も感銘を受けてきたので、それをこうして飛騨市の地で見ていただけるのは望外の喜び。また今回、古川先生をお迎えできるのも大変うれしいこと。お話を楽しく聞いて、展覧会のことを皆さんに広く伝えていただき、より多くの方に楽しんでいただけることを願います」とあいさつしました。
講演で古川氏は、イサム・ノグチの生い立ちを説明し、またスライドを用いながら氏が制作した彫刻作品など、灯り作品以外のものも紹介。氏の作品と、ブランクーシの作品とを並べた写真を示しながら、彼が師から大きな影響を受けていることが分かると説明しました。

高山を訪れた際に撮影されたイサム・ノグチ氏の写真を見て「あんなに生き生きした表情のイサム・ノグチは見たことがない。いじめ、差別にさらされたり、翻弄された人生で葛藤を続けてきたが、飛騨や岐阜市での出会いが大きかったのではないか」などと話しました。

友人と訪れた古川町在住の井上春代さんは「飛騨市でこうした作品を見られるのは素晴らしいこと。今日は誘ってくれた友人に感謝します」と話していました。

上屋副館長は「和紙と竹を素材に用いた、日本の文化の精神が根底に流れる作品です。普通の彫刻の見方をくつがえすような楽しい作品があるので、ぜひご覧いただきたい」と来場を呼びかけていました。

開館時間は午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)。 観覧料は一般200円、高校生以下無料など。 月曜休館。問い合わせは同館0577-73-3288まで。

 

『光の彫刻』展 写真(1)

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『光の彫刻』展 写真(2)

『光の彫刻』展 写真(2)

 

『光の彫刻』展 写真(3)

『光の彫刻』展 写真(3)

 

『光の彫刻』展 写真(4)

『光の彫刻』展 写真(4)

 

トークイベント写真(1)

トークイベント写真(1)

 

トークイベント(2)

トークイベント写真(2)

 

トークイベント写真(3)

トークイベント写真(3)

 

トークイベント写真(4)

トークイベント写真(4)


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