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定期予防接種

印刷用ページを表示する掲載日:2024年4月1日更新

予防接種は、感染症の原因となるウイルス、細菌または菌の産生する毒素の力を弱めてワクチンを作り、それを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫力)を作ることにより、感染や発病を防止しようとするものです。予防接種には定期予防接種と任意予防接種があります。
定期予防接種とは、健康を守るために国が国民に受けるように勧めている予防接種で、種類と接種期間(および推奨時期)が定められています。

イラストの画像

予防接種の接種間隔のご案内

予防接種間隔

新型コロナワクチンとそれ以外のワクチン(インフルエンザを除く)は、同時には接種できません。新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます

定期予防接種一覧

令和6年4月時点の定期予防接種は下記のとおりです。

ロタウイルスワクチン

予防する病気ロタウイルス感染症
おすすめする接種時期生後2か月から
1回目は生後14週6日までに接種
回数ロタリックス(1価)ロタテック(5価)
2回3回
間隔生後6週以上24週0日の間に
27日以上の間隔をおいて2回経口接種 
生後6週以上32週0日の間に
27日以上の間隔をおいて3回経口接種
*初回接種は(安全性の確立のため)出生14週6日までに完了することが望ましい
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

小児用肺炎球菌(15価肺炎球菌結合型)ワクチン

予防する病気小児の肺炎球菌感染症
対象年齢生後2か月~5歳になる前日まで
おすすめする接種時期初回追加
生後2か月~7か月になる前日までに接種開始(※1)1歳~1歳3か月になる前日まで
回数3回1回
間隔27日以上初回接種終了後60日以上の間隔をあけ、かつ生後12か月以上
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

※1 小児肺炎球菌感染症予防接種は、接種開始が生後7ヵ月以降になると接種回数が変わります。

B型肝炎ワクチン

予防する病気B型肝炎
対象年齢生後1歳になる前日まで
おすすめする接種時期生後2か月~9か月になる前日まで
回数3回
間隔27日以上の間隔をおいて2回目
1回目から139日以上の間隔をおいて3回目
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

5種混合(百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオHib混合)ワクチン

予防する病気ジフテリア・百日せき・破傷風・急性灰白髄炎(ポリオ)・Hib(ヒブ)
対象年齢

生後2か月~7歳6か月になる前日まで

*R6年2月以降に生まれた方もしくは、R6年1月以前に生まれた方で4種混合かつHib(ヒブ)の予防接種を開始していない方

*4種混合もしくはHib(ヒブ)の予防接種を開始した方は接種不要です

おすすめする接種時期初回追加
生後2か月~7か月になる前日までに接種開始初回終了後、6か月~18か月
回数3回1回
間隔20日~56日の間隔をおいて1期初回(3回)終了後6か月以上
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

4種混合(百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ混合)ワクチン

予防する病気ジフテリア・百日せき・破傷風・急性灰白髄炎(ポリオ)
対象年齢

生後2か月~7歳6か月になる前日まで

*R6年1月以前に生まれた方で、4種混合もしくはHib(ヒブ)の予防接種を開始した方

*5種混合予防接種を開始した方は接種不要です

おすすめする接種時期初回追加
生後2か月~7か月になる前日までに接種開始初回終了後、12か月~18か月
回数3回1回
間隔20日~56日の間隔をおいて1期初回(3回)終了後6か月以上
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

Hib(ヒブ:乾燥ヘモフィルスb型)ワクチン

予防する病気侵襲性Hib(ヒブ)感染症
対象年齢

生後2か月~5歳になる前日まで

*R6年1月以前に生まれた方で、4種混合もしくはHib(ヒブ)の予防接種を開始した方

*5種混合予防接種を開始した方は接種不要です

おすすめする接種時期初回追加
生後2か月~7か月になる前日までに接種開始(※2)初回終了後、7か月~13か月
回数3回1回
間隔27日~56日の間隔をおいて1期初回(3回)終了後7か月以上
次に他の予防接種を
受ける時の間隔

制限なし

※2 Hib(ヒブ)感染症予防接種は、接種開始が生後7ヵ月以降になると接種回数が変わります。

二種混合(ジフテリア破傷風混合トキソイド:DT)ワクチン

予防する病気ジフテリア・破傷風
対象年齢11歳以上13歳になる前日まで
おすすめする接種時期11歳
回数1回
間隔
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

BCGワクチン

予防する病気結核
対象年齢生後1歳になる前日まで
おすすめする接種時期生後5か月~8か月になる前日まで
回数1回
間隔
次に他の予防接種を
受ける時の間隔

27日以上(注射生ワクチンとの間隔)

麻しん・風しん混合(MR)ワクチン

予防する病気麻しん(はしか)・風しん
対象年齢1期2期
1歳以上2歳になる前日まで小学校就学前の1年間に限る(保育園年長にあたる年)
おすすめする接種時期1歳になったらできるだけ早く 
回数1回1回
間隔
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
27日以上(注射生ワクチンとの間隔)

水痘ワクチン

予防する病気水痘(みずぼうそう)
対象年齢1歳以上3歳になる前日まで
おすすめする接種時期1回目2回目
1歳から1歳3か月まで1回目接種後6か月~12か月後
回数2回
間隔3か月以上の間隔をおいて2回目
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
27日以上(注射生ワクチンとの間隔)

日本脳炎ワクチン(※3)

予防する病気日本脳炎
対象年齢1期初回1期追加2期
生後6か月~7歳6か月になる前日まで9歳以上13歳になる前日まで
おすすめする接種時期3歳4歳9歳
回数2回1回1回
間隔6~28日1期初回終了後、6か月以上おく
次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

※3 平成16年4月2日~平成19年4月1日生まれの方は日本脳炎の予防接種が不十分になっている場合があります。20歳の誕生日の前日まで日本脳炎の定期予防接種を受けることができますので、母子健康手帳を確認のうえ、不足分の接種を受けてください。

ヒトパピローマウイルスワクチン(※4)

予防する病気子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)
対象年齢小学校6年生~高校1年生に相当する年の女子
おすすめする接種時期中学1年生の女子
回数

2価ワクチン

(サーバリックス)

4価ワクチン(ガーダシル) もしくは 9価ワクチン(シルガード9)
3回3回
間隔1か月あけて2回目
1回目から6か月あけて3回目

​2か月あけて2回目
1回目から6か月あけて3回目

*ただし、9価ワクチンにて1回目を15歳の誕生日の前日までに接種した場合は、6か月あけて2回目を接種することで完了となります。

次に他の予防接種を
受ける時の間隔
制限なし

厚生労働省ホームページ:ヒトパピローマウイルス感染症 子宮頸がんとHPVワクチン<外部リンク>

※4-1  ヒトパピローマウイルスワクチン接種については、接種後にワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛(副反応)が特異的にみられたことから、平成25年6月に定期接種の積極的な接種勧奨の差し控えが行われていました。しかしながら、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められ、令和3年11月に「積極的勧奨の差し控え」が終了しました。

※4-2  原則、3回とも同じ種類のワクチンで接種しますが、2価および4価ワクチンで接種を開始した場合でも、9価ワクチンで残りの回数の接種を行う交互接種ができます。ただし接種医が認めた場合に限ります。

ヒトパピローマウイルスワクチンキャッチアップ接種

​上記の理由により、積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対する対応として、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこと(以下、「キャッチアップ接種」)となり、令和4年4月から令和7年3月31日の間実施しています。

キャッチアップの対象

積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女子

*キャッチアップ接種の実施期間中に定期接種の対象から新たに外れる学年の女子も、順次対象となります

対象期間令和4年4月から令和7年3月までの3年間

厚生労働省ホームページ:HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~<外部リンク>

また、積極的接種勧奨の差し控え期間に自費で接種(任意接種)した方でかつ、令和4年4月1日時点で飛騨市に住民票を有した方に対して、要した費用の全部もしくは一部をお支払いする「償還払い」を実施しています。詳細は、古川町保健センターまでお問合せください。

接種方法

  • 上記の定期予防接種は、すべて医療機関での個別接種です。事前に委託医療機関に予約をして接種をしてください。
  • 対象年齢内であれば接種費用は無料です。(対象年齢を過ぎると無料で受けられませんのでご注意ください。)

   定期予防接種(ヒトパピローマウイルス感染症を除く)委託医療機関一覧 [PDFファイル/143KB]

   ヒトパピローマウイルス感染症定期予防接種 委託医療機関一覧 [PDFファイル/180KB]

下記の確認事項について必ず行ってください。

  1. お子さんの体調が良いか確認してください。
  2. 「予防接種と子どもの健康」をよく読み、予防接種の必要性や効果、副反応等について十分理解した上で、接種を受けてください。
  3. 保護者チェックリストを記入し、「問題なし」の欄にすべて○がついていることを確認した後、裏面の予診票を記入してください。(ボールペンで記入してください。)
  4. 保護者以外が同伴する場合は予防接種委任状が必要になりますので、事前にご記入ください。

 

【接種当日の持ち物】

  • 予防接種予診票(記入したもの)
  • 母子健康手帳

市外の医療機関での予防接種の受け方(里帰りなど)

出産のための里帰りなど、やむを得ない事情により市の委託医療機関以外でかつ県内の医療機関で接種を希望する場合、岐阜県広域化予防接種事業の対象となる場合があります。

岐阜県広域化予防接種/岐阜県<外部リンク>

また、県外の医療機関で接種を希望される場合は、古川町保健センターまでお問い合わせください。

長期にわたり療養を必要とする疾病にかかった方への定期接種

ロタウイルス感染症およびインフルエンザを除く定期予防接種について、長期にわたり療養を必要とする疾病等「特別の事情」で対象時期に定期予防接種を受けることができなかった方につきましては、対象期間外でも定期予防接種として接種できる場合がありますので古川町保健センターまでお問い合わせください。※ただし、対象となる方には一定の条件があります。

 

高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチン予防接種の実施

接種は義務ではなく希望制です。自らの意思と責任で接種を希望される方は、あらかじめ市の委託医療機関へ予約の上、接種してください。

実施方法市委託の医療機関における個別接種
医療機関によって予約方法、診療受付時間等が異なりますので、事前に電話などでお尋ねください。
対象者
  1. 65歳の方(65歳の誕生日の前日~66歳の誕生日の前日)
    対象となる方には、予診票を送付させていただきます。(誕生月の翌月上旬頃)
  2. 60歳から64歳までの接種を受けることを希望される方で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する方
個人負担接種された方は、2,750円を医療機関窓口で負担していただきます。
委託医療機関成人肺炎菌ワクチン 定期予防接種委託医療機関一覧 [PDFファイル/222KB]
※委託医療機関以外での接種をご希望の方は、接種の前に古川町保健センターまでお問い合わせください。

※今までに、成人用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)を接種したことがある場合は対象になりません。

高齢者インフルエンザ予防接種の実施

高齢者に対するインフルエンザの定期予防接種は次のとおりです。自らの意思と責任で接種を希望される方は、あらかじめ市の委託医療機関へ予約の上、市専用の予診票を使用して接種を受けてください。

実施期間令和6年10月1日~令和7年1月31日(予定)
実施方法市委託の医療機関における個別接種
医療機関によって予約方法、診療受付時間等が異なりますので、事前に電話などでお尋ねください。助成券つき予診票は委託医療機関の窓口のほか、各保健センターおよび河合・宮川振興事務所窓口にも準備していますのでご利用ください。
対象者・接種日現在、満65歳以上の方
・60歳以上65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器機能に日常生活活動が極度に制限される程度の障害(障害者手帳1級)を有する方
個人負担9月下旬に掲載予定​
委託医療機関

9月下旬に掲載予定

緊急風しん抗体検査事業および予防接種の実施

風しんが全国的に増加しており、感染拡大防止のための国の追加的対策として、H31年2月より抗体保有率の低い世代の男性に対する風しん抗体検査と風しん予防接種を行っています。
風しんから、自分自身と周りの人を守るため、対象となられた方は、まず抗体検査を受けてください。

追加的対策の概要

実施期間令和7年2月28日まで
対象者

昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性で、令和元年5月以降にこの検査および予防接種を受けていない方

​※令和6年3月に対象者に送付しております『クーポン券』が必要です。

個人負担抗体検査、予防接種ともに原則無料で受けられます。
内容

1.風しんへの抵抗力があるか確認するため、抗体検査を受けます。

2.検査の結果、風しんへの抵抗力がないこと(抗体なし)がわかった場合、風しんへの抵抗力(免疫)をつけるための予防接種を受けます。

 

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