飛騨市の防災に関する言い伝え
印刷用ページを表示する掲載日:2023年3月6日更新
言い伝え
市民の皆さまにお寄せいただいた、防災に関する言い伝えを記載しています。
古川町
- 宮川河川にあるドンビキ岩(鷹狩橋上流にある大きな一枚岩)が沈むと大水(水害)になると昔から言われる
- 雪虫が多いと大雪になる
- ミヤマフジの咲く年は災いごとが起こる
- カマキリの卵が高いところに産み付けてある年は大雪になる
- オサムシの多い年は大雪になる
河合町
- 小無雁地内の弁天橋から上流左岸※1の道が冠水すると、小無雁地区の避難を準備、開始する
※1 上流から下流に向かって眺めた左側の岸 - ススキにあるカマキリの卵の位置まで雪が積もる
- 雪が降る前に椿がつぼみを付けると雪が少ない
神岡町
- 農業をやっていて感じることとして、マイマイガ等の蝶目類が大量発生した地域は大雨になりやすいと感じます【経験則】
- ネズミの異常行動(普段食べないほうれん草を食べ散らかす等)が見られた数週間後に大きな台風が来る事があります【経験則】
- 鮎釣りに行く時は、キュウリを持って行くと河童にひっぱられる
川に入って釣りするので流されないように注意って意味だったように思います - 数河方面から来る夕立は大雨、柏原方面からの夕立は止まる【伏方地域】
地域の昔話から見る民話や史話
古川のむかしの話
- ドンビキ岩
ドンビキ岩に、石を投げつけると、必ず雨が降る - 代官橋かいわい
古川大火の時、避難する前にねずみが代官橋(霞橋)を渡って、上町の方へ逃げていったそうです。ねずみは賢くて、速く火事を知っているのだということです - 袈裟丸の水害の今昔【史話】
- 大村学校火災の子どもの心の思い出【史話】
- 大村の洪水と、小学校の火事【史話】
- 大村学校の火事のときの体験【史話】
- 大村学校の火事【史話】
- りつ然たり明治大火【史話】
出典
岐阜県吉城郡古川町(現岐阜県飛騨市)『古川のむかしの話』、岐阜県吉城郡古川町教育委員会発行、昭和62年
神岡のむかし話
- 蛇が沼【蛇抜け※2の民話】
- 沼のへび塚【蛇抜け※2の民話】※2 土砂崩れ、土石流
出典
岐阜県吉城郡神岡町(現岐阜県飛騨市)『神岡のむかし話』、岐阜県吉城郡神岡町教育委員会発行、昭和55年