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飛騨市と台湾新港郷との友好交流30周年記念講演会が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年4月26日更新

4月21日(日曜日)市役所

飛騨市を訪れていた台湾新港郷のまちづくり団体・新港文教基金会の一行を招いて特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」が開かれ、両市による交流の歩みを振り返るとともに、より強い絆で交流を進めることを誓い合いました。一行は同基金会董事長(とうじちょう)の陳永華氏ら25人で、古川祭に合わせて18~22日に飛騨市を訪問されました。

講演会では初代董事長の陳錦煌氏が登壇し、友好関係を築いた当時の模様や両市で行われたさまざまな交流行事をスクリーンに映し出しながら、「古川では多くのことを学ばせていただき、それまで為す術がなかった町の課題解決の方法を見つけることができました」と、環境問題や基金会が管理する公園、レストランなどの改善、産直市、商品開発とさまざまな取り組みを紹介されました。

講演に先立ち、友好提携のきっかけを築いた市観光協会の元会長・村坂有造氏は当時の様子を振り返りながら、新港郷への熱い想いや陳氏らとの思い出を軽妙なトークで紹介。また、今年の3月まで董事長を務めた陳政鴻氏もコロナ禍下でのオンライン交流の成果を伝え、「今後は新たな形を取り入れた交流も進められるでしょう」と。

講師の陳錦煌氏は、結びに同基金会のモットーである『公而忘私』という言葉を紹介し、「これは公のため個は犠牲にして奉仕するという意味ですが、これからも若い方々を中心に交流を進め、皆で団結してまちづくりに取り組んでいきましょう。周りの方々への感謝の心も忘れないでください」と話されました。

この後、都竹市長があいさつに立ち、「本日の講演会では大変多くのことを学ばせていただきました。新港郷では若い人たちの交流をしっかり展開されていますが、飛騨市でも中学生や高校生に交流に加わってもらっています。参加した子どもたちを思うと、大きく成長したと感じることが多いですが、これは地域としても大きな財産になります。また、私たちが交流を深めることは、台湾と日本との交流にもつながると思います。これからもお互いに学び合い、幅広く、深い交流を続けましょう」と述べ、記念品を交換して幕を閉じました。

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」集合写真

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」集合写真

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(1)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(2)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(3)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(4)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(5)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(6)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子(7)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

都竹市長(左)と初代董事長の陳錦煌氏(右)

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子

初代董事長の陳錦煌氏とご家族

特別講演会「新港郷のまちづくりと飛騨市との交流」の様子