4月13日(土) 千代の松原公民館~荒城川沿い
青空が広がり、市内でも桜が咲きそろったこの日、市民ら約30人が「お花見ノルディックウオーキング教室」を楽しみました。飛騨市では市民の健康増進などを目的に毎年、市内一円でウオーキング教室を行っています。桜が咲きそろったこの時期の開催は今回が初めてです。
この日朝9時、参加者は千代の松原公民館に集合し、全日本ノルディックウオーキング連盟公認の指導員や市スポーツ推進委員と一緒に準備体操を行ったり、ポールの使い方や基本的な歩き方を教えてもらうと、早速、荒城川の桜並木往復約4.2キロでウオーキングを楽しみました。
ノルディックウオーキングはポールを手にして歩くため、一般的なウオーキングと異なって上半身も動かす全身運動になるので、より体に効果的だそうです。
参加者は親子連れや友達同士などさまざま。ノルディックウオーキングが楽しめる教室はめずらしいと、この日は市外からも何組も参加していました。頭上を見上げると桜の花がまるでシャワーのように降り注ぎ、足下にはスイセンなど春の花があちこちに咲いていたり…。遠くに残雪を頂いた山が見えると「あの山はなんていう山かしら?」などと会話を弾ませながら、満開の桜とセットで記念写真を撮ったりして楽しんでいました。
高山市から参加した斉藤宏子さんと宮崎愛子さんは「登山が好きで朝夕散歩は欠かしませんが、ノルディックウオーキングも体験したいと思い、初めて参加しました。このコースは車も来ないし、景色もすばらしいですね。今度は犬の散歩に来たいと思います」などと話していました。
また、神岡町から訪れた菱村紀代子さんと森脇操さんは「散歩が好きで、この教室は6年前から毎年参加しています。お陰様で体で悪いところはどこもありません」「自然を眺めながら歩くのが大好き。今日は暑いくらいですが、とても気分がいいです。荒城川は最高ですね」と笑顔を見せていました。