2月28日(火曜日)古川町内
市は、普段は一般公開されていない市内の工場や、薬草について知っていただき、飛騨市の魅力を再発見していただけるようにと「飛騨市みんなの社会科見学ツアー」を企画し、25名が参加しました。
大黒天物産(株)飛騨パン工場では、パン生地が機械に通され、次々に切断されていく様子を見学。また大きな機械で粉が混ぜられていく過程等の映像を見ながら、工場の方から説明を受けました。軽自動車ほどもある大きさの生地が機械に投入される場面では大きな歓声が上がっていました。
直売会では普段飛騨地方では販売されていないパンも購入でき、皆さん両手に持ち切れないほどたくさん購入されていました。お土産に3欣のパンもいただき、その大きさに驚いていました。
蕪水亭では薬草ティーセレモニーを体験。飛騨市には広葉樹が多く、そのおかげで土壌にミネラルがたっぷり含まれているからこそ薬草がたくさん生えていることや、自分が良い香りだと感じる薬草がその時の自分の体が欲しいている薬草であることなどを学びながら、オリジナルブレンドティーをつくりました。
その後は、5種類の薬草から抽出した薬草だしがたっぷり使用された、薬草ミニ懐石料理を堪能し、皆さん体がポカポカになったと話していました。
折長段ボール(株)では、大きな機械に通された段ボール紙が次々に箱になっていく工程を見学。さまざまな種類の箱が製造されていることに驚かれていました。
その後、段ボール紙を使った本棚を作成し、参加者それぞれが持ち帰ることができました。
参加者からは「市内にこんなに大きな工場があるとは知らなかった。機械化されていてすごい」「薬草料理や薬草茶がとてもおいしかった。ただの草だと思っていたが自分でも作ってみたい」「もっと飛騨市の事を知りたい」などの感想が寄せられました。