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高山工業高等学校の生徒を対象に見学や体験を行う「飛騨市企業見学バスツアー」を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2023年11月28日更新

11月9日(木) 飛騨市内企業

飛騨市内の企業を知り仕事に出会ってもらうこと、「働く」ということを体感してもらうことを目的に、飛騨市内の企業を巡り、見学や体験を行う「飛騨市企業見学バスツアー」が、高山工業高等学校の2年生生徒93人を対象に行われました。

このツアーは市主催では初めての取り組みであり、地元の高校生を対象に、働く人に触れ市内企業や地元就職の魅力を伝えることで、これから進路を選択する際の就職先や職業選択の幅を広げてもらい、将来的に人手不足の解消に繋げるきっかけづくりとして行われました。

このツアーには市内企業12社が見学先として参加し、生徒は4つのクラスごとにバスに乗車して、1クラスにつき3社を見学しました。

見学先企業では、企業説明のほか工場内や作業現場の見学、製品説明、高所作業車への試乗、作業体験などが行われ、さらに、地元就職をした同校卒業生や若手職員といった先輩方からは地元就職や職業選択のきっかけなど、今後の進路を考える上で重要となる話を聞きました。また、昼休憩の時間には商工課職員による企業クイズとして、各企業がこだわりを持って制作している企業のホームページ内から問題を出題するクイズコーナーが行われ、生徒はスマートフォンで各企業のホームページを調べながらクイズに参加しました。

見学先企業のうち電気工学科の学生が見学した株式会社洞口では、型枠作り体験としてインパクトドライバーを使用したネジ締めやネジ外しの体験や、コンクリートの耐久性を知る目的で、鉄筋の埋め込み方が違う2種類のコンクリートを用意し、そのコンクリートの上を軽自動車、普通自動車、4トン散水車、除雪車の順で通り、どの大きさの車までコンクリートが割れずに耐えられるかの実験などの見学を行いました。この体験や見学をした生徒は「インパクトドライバーは初めて触ったが楽しかった」「普段は室内で電気の勉強をしているので初めての経験がたくさんあった」と話し、屋外での体験や見学を楽しんでいました。

その他の企業を見学した生徒からは「自分の知らない仕事があって、就職の時の参考にしたいと思いました」、「工場勤務はどのような感じなのかを明確にでき、自分の進路について考えるよい機会になりました」、「普段は自分の学科に関係ある企業しか見学ができないが、今回は土木関係も見学することができたので良かったです」などの感想がありました。

株式会社洞口の都竹さんは「このバスツアーで、学生は普段できない経験ができたのではないでしょうか。これからの時代を担っていく高校生が、人との関わりや社会インフラの仕組みなどを学べるという点で、大変意味のあるツアーだったと思います」とツアーの感想を話し、また、生徒へ向けて「地元にもこんな企業、業界、働き方があると知ってもらいたいです。今なら、なんでも挑戦できます。やりたいことを仕事にして、楽しいと思いながら働けることを知って欲しいです。自分で選択して、自分で働くことの大切さを感じてください」とメッセージを送りました。

企業見学の様子(1)

企業見学の様子

企業見学の様子(2)

企業見学の様子

企業見学の様子(3)

企業見学の様子

企業見学の様子(4)

企業見学の様子

企業見学の様子(5)

企業見学の様子

企業見学の様子(6)

企業見学の様子

企業見学の様子(7)

企業見学の様子

企業見学の様子(8)

企業見学の様子