9月24日(日)飛騨市美術館
リニューアルして間もない飛騨市美術館を会場に「第19回飛騨市美術展」が始まりました。今回は「日本画」「洋画」「彫刻」「工芸」「書」「写真」の6部門に一般と青年の部が108点と、審査員や招待作家、市展賞作家、前年度市展賞作家など無鑑査の作品31点の計139点を展示しました。
初日は、昨年新設された中庭で初の開場式を開催。テープカットの後、市展賞などの表彰式が行われ、続いて主催者を代表して都竹市長が「文化・芸術は町の品格の表れです。飛騨市はそんな町づくりを目指し、環境づくりに努めています。近年、高校生の参加が少なく、後継者不足が心配されますが、これからは地域でも子どもたちを支え、文化水準を上げていただきたいと思います」とあいさつしました。
この後、会場では審査員によるギャラリートークが行われ、色遣いや構図の取り方など作品の苦労話や、審査員の講評などが紹介されました。飛騨市美術展では「飛騨市民賞」の投票を実施します。期間中、全作品(無鑑査除く)の中から来館者による投票を行い、得票数が最も多い作品を表彰します。
飛騨市美術展は10月9日までの朝9時~夕5時(最終日昼2時)です。入館無料。