8月22日(火曜日)古川町公民館
「生きがいを持って活躍したい」と考えている高齢者に、さまざまな仕事やボランティア活動などについて知ってもらい、各人のニーズに合った取り組みを見つけてもらおうと「飛騨市シニア生きがいづくりフェア」が古川町公民館で行われました。
今年度初の取り組みで、会場には飛騨市シルバー人材センターやハローワークの出張相談窓口、各種企業や福祉団体、市の各課など約10団体がブースを出展。仕事やボランティア活動の紹介のほか、終活や介護に関する相談コーナーもありました。来場者はそれぞれ関心のあるブースに足を運び、活動内容を尋ねたり、自身の希望を話して相談したりしました。
この日は、毎年恒例の「飛騨市建設業・製造業・介護職就職面談会」も同時開催されており、多くの人でにぎわいました。古川町の障がい者支援施設「憩いの家」が取り組んでいるヨモギの栽培などに関するボランティア活動について話を聞いた古川町の岩島薫さんは「どこでボランティア活動をやっているのか分からなかったのですが、今日は話を聞けて分かりました。福祉施設のお手伝いをしてみようと思います」と話していました。
ブースを出展した「憩いの家」の谷口博亮さんは「『ヒダスケ!』でボランティアさんの力を借りてヨモギの事業を進めています。今後もヨモギの収穫や来年の苗植えなどがあり、さらに力をお借りしたい。今日は話をさせてもらい、良いきっかけになりそうです」「コロナ禍でボランティア活動が中断したりしましたが、やりたいという方はいらっしゃるので、これをきっかけに再び来てもらえたら。『ヒダスケ!』はスマホで登録したりするので、操作が苦手な高齢の方には直接話せるのが良いと思います」などと話していました。