8月7日(日曜日)神通川水系宮川(飛騨市宮川町内)
「飛騨清流みやがわ鮎釣り大会」(大会実行委主催、飛騨市後援)が開かれ、東海地方を中心に62人、市内からは5人が参加しました。競技区間は新中沢上橋から新旭橋までの2.3kmで、湯之下副市長による挨拶の後、朝7時半から3時間の釣果で競われました。
宮川のアユは解禁当初はやや小ぶりでしたがその後順調に生育し、この日は23cmの良型も姿を見せました。大会では比較的流れの穏やかな本部(宮川生涯学習センター)前のポイントで竿を出す人が多かったですが、急瀬が目立ちテクニックが必要な新旭橋上で数を稼いだ人が上位に入りました。
成績(オトリ2匹含む)は岐阜県可児郡御嵩町の篭橋智也さんが断トツの40匹で優勝。続いて地元、飛騨市神岡町の東浩二さんが29匹で昨年に続いて2位、同じく神岡町の平田裕彦さんが27匹で3位に入りました。女性トップの12匹釣った高山市の井上麻里亜さんは特別賞を受賞しました。
2位の東さんは昨年1位と同数ながら抽選で2位に。今回はリベンジのつもりで参加し、前日、本部前で試し釣りを行ったところ2時間で20匹釣れたそうですが、大会当日は人が多かったため、新旭橋へ。白泡が立つ急瀬に入り、引き釣りで数を稼いでみえました。
宮川下流漁業協同組合の森下真次組合長は「コロナ禍の中ですが、地域に元気をもたらしてくれる大会を無事開くことができて良かったです」と話していました。