6月11日(土曜日)みつわ農園
飛騨市の美味しい米の魅力発信に貢献しようと、飛騨市観光プロモーション大使を務める「MAG!C☆PRINCE」永田薫さんと市内農家が共同でコシヒカリを栽培し、飛騨市のふるさと納税返礼品として商品化するプロジェクトが始まりました。
その名も「薫米(かおるまい)プロジェクト」。第18回お米日本一コンテスト特別最高金賞など数々の賞を受賞している(株)みつわ農園(古川町谷)の協力により、美味しいコシヒカリ作りに取り組みます。
この日はプロジェクト初日。永田さん自らが早朝から苗や肥料の準備、田植えや草刈りまで行いました。
永田さんは地元岐阜市で2反ほどの畑を持っているとのことですが、田植えや草刈りは初体験とのこと。「(特別な段取りは不要で)普段の作業に仲間してください。がんばって覚えて一日で終わらせたいと思います」と意気込む永田さん。現代の田植えは大半が機械を使いますが、この日はあえて、まず手植えを体験。泥の中に農家スタッフと一列に並んで、約25メートルを黙々とていねいに植えました。
手植えが終わると、すぐに田植え機での作業を開始。田植え機に苗と肥料をセットして、農家スタッフの運転の手本を見聞きしたら、すぐ永田さんに運転を交代。真剣な顔つきで、コツをつかむと、永田さん一人で苗を植え終えました。
最後はあぜの草刈りを体験。草刈り機の安全な使い方や、田や水路に刈った草が入らないように刈るコツを習って、永田さんは慎重かつ迅速に作業をこなしました。
作業を終えた永田さんは「予想以上に広くて相当な量の薫米ができると思うと楽しみです。無事な成長を待ちたいと思います」と笑顔。みつわ農園の畠中望さんから「収穫は9月終わりから10月ころです。収穫の時も来られますか」と問われ、永田さんは「はい。次は収穫に来ます」と胸を高鳴らせていました。