5月22日(日曜日)古川町太江
飛騨市健康ウオーキングの「小島城コース」(2.52キロ)と「藤波八丁コース」(2.29キロ)が新たに開設されたことを受け、「小島城コース」でオープン記念ウオーキングが行われました。(「藤波八丁コース」は5月28日オープン)
市では、市民の健康増進などを目的に、参加者の心拍数や体表面温度の計測など体調管理を行いながら、それぞれの体力や体調に合わせ、豊かな自然の中で無理をせずに歩く運動療法「クアオルト健康ウオーキング」の手法を取り入れたウオーキングの普及に取り組んでいます。
市内にある適した地形をコースとして整備し、徐々にコースを増やしています。現在、(株)日本クアオルト研究所が認定したコースが市内に3カ所ありますが、市民の皆さんにより親しんでいただくため、認定コースではありませんが、新たに2コースを整備しました。この5コースで毎月、参加者を募ってウオーキング会を開いています。急坂などが少なく気軽に参加できることもあり、リピーターも増えつつあります。
オープン記念のウオーキングが行われた「小島城コース」には、都竹市長などの来賓も含め、30人以上が参加しました。古川町太江の太江農業センターに集合し、準備体操や体表面温度・心拍数の計測を行ってから出発。飛騨市健康ウオーキングガイド協会のガイドによる案内を受けながら、標高630mの山頂付近にある小島城跡に向かって歩きました。参加者は「ひんやりとした空気が気持ちいい」「起伏に富んでいていいね」などと話していました。
途中で自生している植物や景観を見ながら休憩したり、心拍数を測って体調に問題がないかチェックをしながら散策。小島城址公園整備委員会の皆さんが整備されているため、大変歩きやすくなっており、参加者は豊かな自然を満喫しながら心地よく歩くことができました。山頂では小島城の歴史を聞いたり、薬草茶「飛騨の恵み茶」を飲んでひと息つき、希望者は現在も残る石積みや堀切などを見学していました。
飛騨市健康ウオーキングガイド協会の牛丸洋子会長は「飛騨の山城を含めた歴史や文化にふれ、豊かな自然を楽しみながら、健康を意識したウオーキングを楽しんでほしいです」と話していました。
参加申込は【飛騨市健康ウオーキング】のホームページ<外部リンク>をご覧ください。