ユネスコ無形文化遺産登録、国指定重要無形民俗文化財指定の天下の奇祭!飛騨古川祭が令和元年以来、3年ぶりに開幕しました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で令和2,3年は神事だけが行われ、今年は、しきたりや技能の伝承のため、規模を縮小して祭り行事も行われることとなりました。
今年の起し太鼓は、まつり広場から移動せず、付け太鼓の攻防も行わず。地域住民や観光客など約2,000人が見守る中、出立祭、若松様合唱が行われ、起し太鼓に代わる四神挨拶行列が町内を巡行しました。
「古川祭の起し太鼓は、まさに古川町民市中住民の豪気と知恵と熱情の結晶なのである」(大野政雄著「古川祭」平成18年11月気多若宮神社発行)
かつて明治の頃のコレラ流行や太平洋戦争などで中止や延期を乗り越えてきた飛騨古川祭に、新たな歴史が刻まれました。