10月1日(土曜日)・2日(日曜日)、7日(金曜日)~9日(日曜日)
カリフォルニア州サンフランシスコ「ジャパンセンター」
飛騨市と富山県南砺市、高岡市、氷見市、石川県小松市が、アメリカ カリフォルニア州サンフランシスコにあるショッピングモール「ジャパンセンター」を舞台に各市の特産品等をPRするイベントが、期間限定で開催されました。(主催:NPO法人ジャパンテナ、共催:在サンフランシスコ日本総領事館)
市では、海外への企業進出を支援する事業者との繋がりから、アメリカ西海岸をフィールドに飛騨市の魅力を発信する取り組みを検討しています。
そうした中、伝統工芸やモノづくり産業が盛んな北陸4市と連携し、「シリコンバレー」のようにエリア一体の通称として海外からも馴染みやすいよう「Craft Valley(クラフトバレー)」と名付け、飛騨・北陸の魅力を世界へ発信していく事業をスタートしました。
その取り組みの第1弾として今回、「クラフトバレーフェア」と題し、日本の文化や魅力を発信している現地NPO法人ジャパンテナと連携し、サンフランシスコで日本のお店が多く集まるエリア内のショッピングモールを舞台にイベントを開催。各市の文化・風景などの映像やパネルを展示し、各市の特産品等の販売、試食などを行いました。
飛騨市からは、市内3つの酒蔵の日本酒の試飲や特産品の試食、伝統工芸品の和ろうそく、提灯、和紙、組木の展示、古川祭などの文化や飛騨市の風景を紹介しました。
来場者の外国人の一人は「日本のろうそくは売ってないため探していた」と喜んで購入していました。
初日の10月1、2日に参加した市商工課野上英一係長は「期間中4千人の来場で賑わい、アメリカの人たちに飛騨市のこと、クラフトバレーのことを知っていただけたのでは。連携事業を通して、今後さらにアメリカでの新たな事業展開の模索と、輸出関係者との関係構築を図っていきたい」と意気込んでいました。