飛騨市伝承作物活用レシピvol.2
「白たまご」「赤かぶ」を使用したレシピを紹介します!
「飛騨市伝承作物」を知っていますか?
「飛騨市伝承作物」は、
“市内で古くから栽培されている作物にスポットを当てて、その風味や歴史を後世に伝えたい”
こんな思いで、平成29年(2017年)9月、『飛騨市伝承作物認定制度』が制定されました。
以降、「伝承作物認定委員会」による伝承作物に関する調査と調査結果の審査と「伝承作物活用委員会」による後世に伝えていくための活用方法の検討が行われており、令和2年度末までに12品目の作物が認定されています。
おうちで「伝承作物」を食べてみませんか?
伝承作物のイメージは、
”美味しいの?” ”知っていても食べ方が分からない” ”お漬物や煮物にするばかり…”
”昔ながらの料理に使われてるイメージしかない” ”子どもたちに「食べたい」と思ってもらうのが難しい”
こういったものが多く、普段からよく食べている、というご家庭は多くはありません。
地域の宝物として、その歴史や風味などを後世に伝えていくための活動の一環として「伝承作物活用委員会」では、平成29年度認定の「飛伝第1号 白たまご」、「飛伝第2号 種蔵紅かぶ」、「飛伝第3号 臼坂かぶら」、「飛伝第4号 船津かぶら」を使った、ご家庭でも簡単に作れるレシピを作りました!
今日のおかずの一品に、明日のお弁当に、「伝承作物」を食べてみませんか?
~目次~
- 【白たまご使用】白たまごと野菜の食べるスープ
- 【白たまご使用】白たまごのポタージュスープ
- 【臼坂かぶら使用】赤かぶと鶏もも肉のトマト煮込み
- 【種蔵紅かぶ使用】赤かぶと豚肉の辛みそ炒め
- 【船津かぶら使用】赤かぶの中華風炒め~八宝菜風~
- 【臼坂かぶら使用】赤かぶのポタージュスープ
- 【船津かぶら使用】赤かぶのピクルス
- 今回のレシピ考案者はこの方!
- レシピダウンロード
ほくほくお豆とたっぷり野菜でお腹も大満足!アレンジも無限大!
【白たまごと野菜の食べるスープ】
これなら煮崩れしてても大丈夫!ほくほくとろ~りスープに大変身!
【白たまごのポタージュスープ】
やわらかく煮込んだごろっとかぶで食感を楽しんで♪
【赤かぶと鶏もも肉のトマト煮込み】
かぶの甘みと豚肉の旨みの相性ばっちり!食べ応え抜群…!
【赤かぶと豚肉の辛みそ炒め】
赤かぶとたくさんの彩り野菜で華やかに♪
【赤かぶの中華風炒め~八宝菜風~】
かぶのやさしい甘みのスープで心も体もぽかぽかに…
【赤かぶのポタージュスープ】
お漬物でも「西洋風のお漬物」なら簡単、おいしい!
【赤かぶのピクルス】
今回のレシピ考案者はこの方!
タスパdeシャングリ・ラ シェフ 玉腰 正人 さん
まつり会館に隣接するレストランの「タスパdeシャングリ・ラ」。
シェフの玉腰さんは「ぎふの味 料理名人認定証」や「厚生労働大臣賞」を受賞した確かな腕の持ち主。観光客だけでなく地元の人にも愛されるお店です。
タスパdeシャングリ・ラでは、創作パスタや飛騨の特色を生かし、地元食材をふんだんに使用した料理が味わえます。
レシピ考案者からのコメント
飛騨市の伝承作物である「白たまご」と3種類の「赤かぶ」。
これらの食材は、煮豆にしたり冬の食料として漬物にするなど、地域に根付いた伝統的な食べ方をするイメージが強いと思います。地域の大切な食文化として伝統的な食べ方を残していくことはもちろん大切ですが、そういった食べ方以外にも、下準備やアレンジ次第でいろんな料理に変身します。
ご家庭にあるような食材で作っていただけるレシピにしていますので、普段から食べていらっしゃる方も、あまり食べ慣れない方も、どう食べて良いか悩んでいらっしゃる方も、ぜひ作ってみてください。
伝承作物を「食べて」残していきましょう!
レシピのダウンロードはこちらから