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「ハイパーカミオカンデ」ラッピングトラック 全国へ出発

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月19日更新

飛騨市から全国へ「ハイパーカミオカンデ」ラッピングトラック運行

ハイパーカミオカンデ計画推進期成同盟会(会長 亀谷豊)はスーパーカミオカンデに続くニュートリノ観測装置「ハイパーカミオカンデ」の本格的工事が開始されたことを受け、ハイパーカミオカンデ計画とハイパーカミオカンデがある飛騨市をPRするため、今回、ラッピングトラックを全国へ走らせることとしました。

走行するトラックは、神岡運輸株式会社(代表取締役 小野和美)が保有する車両で、同社が運輸業務に応じて全国各地を走行します。25トントラック車1台(全長約12m)のサイドパネル(左右側面)の2面にラッピングを施しています。

ラッピングトラック

トラック全体

トラック全体

テープカット

関係者によるテープカットの様子

ハイパーカミオカンデとは?

ハイパーカミオカンデは、2002年と2015年のノーベル物理学賞受賞に至ったニュートリノ観測施設であるカミオカンデと現行のスーパーカミオカンデを凌駕する巨大水タンクと、そのタンクの中に並べる超高感度光センサーからなります。この実験装置は、素粒子を観察する「顕微鏡」であると同時に、飛来するニュートリノを用いて太陽や超新星爆発を見る「望遠鏡」でもあります。

陽子崩壊の発見やニュートリノのCP対称性の破れ(ニュートリノ・反ニュートリノの性質の違い)の発見、超新星爆発ニュートリノの観測などを通して、素粒子の統一理論や宇宙の進化史の解明を目指しています。

ハイパーカミオカンデ検出器のイメージ図

ハイパーカミオカンデ検出器のイメージ図

写真提供:ハイパーカミオカンデ研究グループ

ラッピングトラックのデザインについて​

広大な宇宙から飛来するニュートリノをとらえるハイパーカミオカンデをイメージするとともに、その実験が岐阜県最北端の飛騨市において行われることをイメージしています。

トラックデザイン画

トラックデザイン画

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