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星のオルゴール(music of sphere)

印刷用ページを表示する掲載日:2021年4月8日更新

種蔵プレートタイトル

「星のオルゴール」(music of sphere)について

星(恒星)には、地球から見て空のどこにあるかを示す座標や明るさなどをリストにした、星表というもの(Yale Bright Star Catalogue)があります。そして普段私たちが使っている「時間(時計)」とすこし違う「恒星時」という時計を見ながら星表を見ると、「その星」が、いつ子午線を通過するか分かります。子午線というのは、南から北へ空に引いた線です。

地球は回っているので、星は日周運動をしており、いろいろな時間に、いろいろな高さで、いろいろな明るさの星が、夜も昼も(昼間は太陽が明るいので見えないけれど)一日一回子午線を通過しています。

星のオルゴールは、南の地平線から北極星まで・・・名古屋(北緯35度)だと、南の地平線から北極星までは145度あり、そこにピアノの鍵盤数と同じ88鍵を割り当てて、星が東の方から昇って来て子午線を通った時の星の高さを音の高さに、その星の明るい暗いを音の強さに置き換えて、音を鳴らしています。望遠鏡とか、あるいは特殊な装置で星を観測しているわけではなく、星表のデータと恒星時からコンピュータの計算で音を鳴らしています。聞く場所・・・名古屋とか、沖縄とか、ニューヨークとか、そこの緯度や経度が違うと、違う高さの音が、違う時間に鳴ります。

このオルゴールは、ここ種蔵、北緯36度20分49秒、東経137度11分08秒にセットされています。

ちなみに、太陽、月や惑星は、毎日毎日場所が移動してしまうので、「まだ」鳴りません。お昼ごろ太陽の子午線通過を待っていても「すごい音」はしません。ここに佇んで「星の音を聴く」という行為よりも、むしろ何かを感じるための、きっかけになればと思います。いつかどこかで、溜息をついて 足元に目を落とした時、いつまでも寄せ続ける砂浜の波を見た時、暮れてゆく空に光彩を失ってゆく雲を見た時、あるいは天井を見つめながら眠りに落ちる前のひと時、子午線を通りすぎてゆく星ではなく、皆さん自身が「時とともに流れている何か」を、そっと感じ、意識してみるための、きっかけになれば・・・と思います。

オルゴールプログラム実行画面▲オルゴールプログラム実行画面

production/大河内俊則 Toshinori Ohkouchi

1963年三重県生まれ。愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻卒業、作曲を石井歓、岡坂慶紀の両氏に師事。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー・アートアンドメディアラボ科(現:情報科学芸術大学院大学)修了。視覚と聴覚の関係を主題に作品制作を行っている。その他、舞台音楽、施設音楽など作編曲多数。愛知県立芸術大学、大同大学、同朋高等学校、名古屋音楽大学、各非常勤講師

1993 名古屋・大須万正寺からくり人形の音楽   
1994 第49回国民体育大会夏季大会閉会式演技音楽担当
2001 ミュージカル「Oh! My God」
2009 星のオルゴール(あいちアートの森)
2011 ミュージカル「はだしのゲン」
2016 Forectrum (愛知県立芸術大学創立50周年記念展示) など


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