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飛騨市の鮎を首都圏へ

印刷用ページを表示する掲載日:2022年8月9日更新

「​飛騨清流の鮎」富山空港から羽田空港へスピード輸送で首都圏へ

7月21日に飛騨市の鮎(飛騨のあばれ鮎・高原川の鮎)を全日空が運航する富山-羽田への航空便を利用して、初めて空輸しました!

飛騨清流の鮎 初めての空輸

飛騨清流の鮎 初めての空輸

現在の運送の主流はトラックによる陸送ですが、高鮮度の状態でより早くお客様へ提供するため、今回、空輸テストに踏み切りました。空輸では旅客機と陸送の連携により出荷から最短で約5時間半でお店にお届けすることができます。これまで首都圏への輸送では、飛騨市から東京まで最短でも約7時間半かけて運んでいました。また、陸送の場合は翌日配達が基本、当日配達が可能であっても曜日や流通先などの制限がありましたが、空輸を用いれば午前中に出荷し、昼の旅客機に乗せれば午後3時ごろには都内へ届けることができ、鮎の旨み・香りそのままに高鮮度の状態でお客様にお届けすることができます。

飛騨清流の鮎について

今回空輸したのは、飛騨のあばれ鮎(宮川下流)、そして高原川の鮎です。岐阜県の最北端に位置する飛騨市は面積の9割を森林が占めています。飛騨の森は広葉樹が多く、その豊かな森からミネラルを含んだ水が川へ流れ込みます。この飛騨特有の地形が身の締まった質の良い鮎を育みます。

高原川とあばれ鮎

  • 飛騨清流の鮎は、流通量も少なく知名度も決して高くありませんが、知る人ぞ知る鮎として、近年都内の料亭の方々から反響をいただいています
  • 今回品質をチェックしてくださったのは、飛騨市食の大使である工藤英良さんです(工藤さんは、「味の外交官」とも言われる公邸料理人として10年にわたり、フランス他2ヵ国において活躍、現在は、出張料理人として自宅にサロンを設け、各界の著名人をはじめ全国各地から依頼を受けて料理を提供されています)

★工藤英良さんコメント

工藤英良さん写真鮎の状態は至って良好です。ツヤ、目の輝き、ヒレの状態などいずれもかなり優良品です。あゆの保存状態としては申し分ないと思います。香りについても全く問題なく、ほぼほぼ現地で触れ合った生きているあゆと何ら遜色がありません。
飛騨市公式食の情報サイトHIDAICHI(ひだいち)<外部リンク>

 

今後も飛騨市は飛騨清流の鮎をはじめとした飛騨市が誇る食材を、高い鮮度でより多くのお客様へお届けするため、既存の輸送システムを最大限に活用し、国内海外の販路拡大に向け布石を打つべく取り組みを進めます。