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飛騨市公民館講座「達人に学ぶ!おうちで美味しいコーヒーを楽しもう」

印刷用ページを表示する掲載日:2022年5月11日更新

5月10日(火曜日) 古川町公民館

飛騨市公民館講座「達人に学ぶ!おうちで美味しいコーヒーを楽しもう」の第1回目の講座が古川町公民館で開かれました。

公民館講座は、生活に密着した身近な物事をテーマに、生涯学習の一環として市民の皆さんに幅広く学んでいただくもの。今回は、名古屋中日文化センターのコーヒー教室で14年にわたって講師をしているコーヒー伝道師の今井利夫さん(瑞浪市在住)を招き、美味しいコーヒーの淹れ方やコーヒーと健康についての話など最新の情報を学ぶ講座です。

今井さんはコーヒーの歴史をひもとき、元々はコーヒーの実を煮出して飲んでいたが、その後果肉と豆を分け、焙煎して飲むようになったと紹介しました。新鮮で香り高いコーヒーは健康にも良いと説明。この日はなかなか飲む機会のない果肉を煮出すギシル・コーヒーの試飲もありました。

また、日本では新鮮で上質な豆を挽き、丁寧に淹れて飲む文化でブラックコーヒーを好む人が多いと説明。世界的には、エキスをぎりぎりまで抽出する傾向にあるため雑味や苦味が出やすく、ミルクや砂糖をたっぷり入れて甘くして飲むのが主流であり、素材そのものの味を楽しむ日本のコーヒー文化は誇れるものだと強調しました。

8段階あるコーヒー豆の焙煎度合とその特徴を説明した後は、実際に焙煎の実演を行いました。また、参加者自身も網に入れたコーヒー豆を火であぶって焙煎をしたり、アクをできる限りカップへ落とさないような湯の注ぎ方などを体験。飲み比べをしたりしながら、家庭でも美味しく淹れられるコツを学んでいました。

参加した神岡町の中桐さちこさんは「コロナ禍もあって家でコーヒーを淹れるようになったのですが、なかなか思い通りに淹れられないので参加してみました。知らないことばかりで勉強不足を実感しました。美味しいコーヒーを飲めるよう勉強します」と話していました。

3回シリーズの次回以降の講座では、ミルを使った豆の挽き方やアイスコーヒーの淹れ方などを学ぶそうです。

公民館講座の様子(1)

公民館講座1

公民館講座の様子(2)

公民館講座2

公民館講座の様子(3)

公民館講座4

公民館講座の様子(4)

公民館講座8

公民館講座の様子(5)

公民館講座9

公民館講座の様子(6)

公民館講座10