5月21日(日曜日)ゆぅわ~くはうす周辺
地採れの山菜や特産品などを販売する「第9回飛騨かわい山菜市」(河合町地域振興協議会主催)が行われました。
当日は屋外にテントが設置され、タケノコやワラビ、ゼンマイ、ウド、クサナなどがずらりと並び、販売開始前から行列ができていました。また、特産品の野草茶やイワナの塩焼き、五平餅の販売などもあり、大勢の人でにぎわいました。
施設内では、河合保育園児による絵などの作品展や、絵本の読み聞かせもあり、家族連れが訪れました。ワラビとイワナの塩焼きを購入したという神岡町の中島清士さんは「ちょっと高いかなあと思ったけど、お祭り事なので買ってみました。今年は最高の人出だと思う」などと話していました。
会場では、河合小学校の3~6年生の有志11人もボランティアで販売や呼び込みを手伝いました。慣れない手つきで代金や釣り銭、商品の受け渡しをしたり、元気な声で商品の購入を呼びかけました。来場者への野草茶の試飲もあり、カップに注いで試飲をすすめて歩くなど活躍していました。
タケノコの販売コーナーを手伝った4年生の堀脇旭飛さんは「お客さんがたくさん来るので大変だけど、手伝って人の役に立つのが嬉しいし、お客さんと関わることができて楽しい。お金のやり取りで計算の勉強にもなります。お客さんがいない時は、テントを出て宣伝に行きます」と元気に話しました。同じコーナーを担当していた岡崎大翔さんは「普段は人の前で何かをするのは苦手だけど、今日は地域の人とふれ合えることをやりたいと思って参加しました。おつりの額が大きい時、ミスをすると大変なことになるので緊張しました。お店の人の気分が味わえたけど、大変さも分かりました」と感想を話しました。
河合町地域振興協議会の会員で、山菜の収穫などに携わっている中畑幸雄さんは「土地が肥えているので立派な山菜がいろいろ採れ、河合町は山菜の宝庫です。山にはいろんな食べ物があることや、自然豊かである河合町のことを知ってほしいです」と話していました。