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古川中1年生がゲーム「風水害24」で防災を学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年5月22日更新

​5月17日(水曜日)・18日(木曜日) 古川中学校

災害時を想定したシミュレーションゲーム「風水害24」を体験しながら防災の知識と技能を学ぶ授業が5月17、18両日、古川中学校で行われました。

同校では、1年生を対象に「総合的な学習の時間」で防災教育に取り組んでいます。今年は、自分の関心・興味のあることに取り組み、地域に貢献する活動「マイ・プロジェクト」の一環として防災を学びながら、今後各人が取り組みたい具体的なテーマを探究するそうです。今回はその手始めとして、楽しみながら防災の基礎を学べるゲームに挑戦しました。

このゲームは、風水害が接近している状況から発災、通過するまでの24時間に行う避難行動などを追体験できるシミュレーションゲームです。2~3人ごとのチームに分かれ、それぞれに「民生委員」や「シングルマザー」「農家」といった役が割り振られ、徐々に警戒レベルがあがっていく中で、情報収集をしたり避難行動をしながら、その時々に与えられる役割を果たしていくもの。「ゲーム終了まで自身が生き残る」ことと「可能な範囲で人を救う」ことがゲームの達成目標になります。

今回は1年生113人が参加しました。(株)Edoの手嶋穂さんが進行役を務め、ルールやコツを説明した後、ゲームを開始。生徒らは、周りの人と相談しながらゲームに挑戦しました。時おり訪れる「感染症発生」などのトラブルに悪戦苦闘しながらも、生徒らは真剣な表情で取り組んでいました。終了後は「今後ゲームをする時は、もっとたくさんの人を救いたい」「日ごろから防災ついて考え、何ができるかを考えていきたい」などと振り返りました。

「風水害24」を初めて体験した1年B組の小倉祢音さんは「ハザードマップと感染症予防の薬を手に入れておいたので生き残れました。ゲームは楽しかったですが、実際の災害だったら大変なことになっていました。いざ災害が起きたら動きすぎず、それでも動かなければいけない時はしっかり動くことが大切だという教訓を得ました」と感想を話しました。

手嶋さんは「今年は、初めてマイプロとして行う新たな取り組み。防災分野について広く探究心を持って学び、地域貢献につなげてほしいです。また、災害時には中学生もマンパワーになるので、今後に生かせるような知識を持ってもらい、地域の防災力の底上げにつながれば」と話していました。

 

授業の様子(1)

授業の様子(1)

 

授業の様子(2)

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授業の様子(3)

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授業の様子(4)

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授業の様子(5)

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授業の様子(6)

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授業の様子(7)

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授業の様子(8)

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授業の様子(9)

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授業の様子(10)

授業の様子(11)

 

授業の様子(11)

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授業の様子(12)

授業の様子(12)