5月15日(月曜日)河合小学校
サントリーフラワーズ株式会社から市内の小学校3校に対し、それぞれ96株の花苗が贈られることになりました。
同社は2012年から花を通じて日本中を元気にしたいと、全国の町や小学校へ赤い花を贈る「赤い花プロジェクト」を開始。2015年からは新たに「大きな花プロジェクト」として取り組みを始め、公園や商店街などを対象にした「街を彩ろうキャンペーン」、小学校を対象にした「キッズガーデニングプロジェクト」を進め、これまでに各種団体や小学校など延べ800件以上の提供を行ってきたそうです。
今回は、地方創生人材支援制度の一環でサントリーから市へ派遣されている上田俊二企画部参与が同社へ働きかけ、「キッズガーデニングプロジェクト」の一環として河合小学校と宮川小学校、古川西小学校へ花苗がプレゼントされることになりました。贈られたのはペチュニアの一種である「サフィニア」、カリブラコアの一種である「ミリオンベル」で、いずれも同社が開発したものです。
15日には上田参与らが河合小学校を訪れて花苗をプレゼントし、1、2年生8人と一緒にプランターへの移植作業を行いました。植えつけ方やコツなどを上田参与から教えてもらった後、児童らは好きな花を選び、1つのプランターに3株ずつ植えつけました。プランターは校内に設置して運動会などの際に保護者や地域の人に見てもらう他、地域の公共施設やJAなどに設置させてもらい、多くの人に色とりどりの花を楽しんでもらう予定です。
作業を体験した2年生の堀脇大翔さんは「植えている時、『花の色が鮮やかでいいなあ』と思いました。大きく育てて、たくさんの人に『きれいだなあ』と思いながら見てもらいたいし、喜んでもらいたいです」と話していました。
上田参与は「子どもたちには、花を植える楽しさや花の美しさにふれてもらったり、みんなで一緒に植える作業を通じて、互いにつながり合う体験をしてほしいです。また、保護者や地域の人に見て喜んでもらったり、家族にほめてもらって関係性を深められる時間ができれば」「今日は子どもの笑顔を見られて嬉しい。子どもたちが一生懸命に作業をする姿を見て、こちらが力をもらいました」と話し、目を細めていました。