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種蔵の棚田を守る獣害防止柵を設置

印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月10日更新

​4月8日(土曜日)宮川町種蔵地内

宮川町の「種蔵を守り育む会」が、同町種蔵地区にある棚田周辺に獣害防止用の柵を張り巡らす作業を行いました。

同地区に広がる棚田と板倉のある風景は、日本の原風景を今に残す美しい景観として、岐阜県の「明日の宝もの」や「ぎふの棚田21選」にも認定されています。これまでに地区内外の皆さんの協力を得て、この景観を保全する活動を行ってきました。

しかし近年、イノシシやシカなどが集落に出没する回数が増え、棚田の石垣の天端や畑などを掘り返すことで棚田の石積みが崩れたり、収穫間近のソバの若芽を食い荒らしたりする被害が多発するようになりました。そこで10年ほど前から、春先から秋にかけ、石積みの棚田が集中している「種蔵棚田」を中心に獣害防止用の柵を設置する作業を行っています。

この日は、同会の会員や「ふるさと種蔵村」のメンバーなど17人が参加。種蔵公民館前に集合した後、現地へ移動し、2班に分かれて作業を開始しました。1.5haほどの場所を囲むように据え付けてある鉄筋に、高さ約1.8m、幅約1.8mの鉄柵を結束バンドで固定。野生動物が侵入できないよう1枚1枚ていねいに調整しながら設置していました。また、冬期に豪雪から家屋や板倉を守る雪囲いの撤収作業も行いました。

幅会長は「ボランティアの皆さんの力を借りて、これからも種蔵の景観を守っていこうという作業です。こうして皆さんが協力してくださること自体が、景観を守る源になっており、感謝しています」と話していました。

 

作業の様子(1)

作業の様子(1)

 

作業の様子(2)

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作業の様子(3)

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作業の様子(4)

作業の様子(4)

 

作業の様子(5)

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作業の様子(6)

作業の様子(6)

 

作業の様子(7)

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作業の様子(8)

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作業の様子(9)

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作業の様子(10)

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作業の様子(11)

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作業の様子(12)

作業の様子(12)