行政相談委員を退任された中齋正己さんへ感謝状を贈呈

印刷用ページを表示する掲載日：2023年4月28日更新

4月27日（木曜日）市役所

長年にわたり行政相談委員を務められ、このほど退任された神岡町の中齋正己さんへ感謝状が贈られました。

中齋さんは、平成21年から令和5年までの7期14年にわたり、行政サービスに対する住民の要望や相談、苦情などを受け、またその解決に向けた業務にボランティアとして尽力されました。

この日は、総務省岐阜行政監視行政相談センターの佐藤義久所長らが市役所を訪れ、中齋さんへ感謝状を手渡しました。中齋さんは「始めたばかりの頃、悩み、落ち込んだ方の相談を時間をかけてじっくり耳を傾けてあげたところ、豊かな表情でお帰りになられました。それからは、悩みをしっかり受け止め、誠意を持って向き合うことを心に留めてやってきました」などと行政相談委員としての活動を振り返りました。

14年の活動の中では、道路修繕など市に対する住民からの要望や、家庭における相談事まで幅広く対応されてきましたが、少子高齢化が進み、近年は徐々に介護や相続、納税など高齢の方ならではの相談を始め、引きこもりや暴力、仕事の問題など家庭環境に関する相談等、民事案件の割合が増えてきたと報告されました。「14年はあっという間でした。案件1つ1つに思い入れがあります」「使える制度や相談所の開設などに関するＰＲや広報活動が不足していたと思うので、それが反省点です」と話していました。

都竹市長は「長く市民に寄り添い、いろいろな声を聞いて行政へ届けることで、安心された方も多かったと思います。大変感謝しています」と謝辞を述べ、その労をねぎらいました。