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飛騨市美術館リニューアルを記念し、栃本三津子さんの演奏会を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月19日更新

4月15日(土曜日)飛騨市美術館

市美術館がリニューアルオープンしたことを受け、これを記念するバイオリンミニコンサートが、同館第一展示室で開かれました。この日は、東京フィルハーモニー交響楽団のバイオリン奏者、栃本三津子さんを招いて開催。会場には音楽愛好家や一般市民など約40人が詰めかけました。

現在、同館で行われている「光芒を放つ飛騨の画家たち」展の出品画家である故・上原誠さんがクラシック音楽への造詣が深く、レコードコンサートを開催したりレコードを多く蒐集していたことなどから、NPO法人ひだ文化村が記念事業の1つとしてコンサートを企画。夫である東京藝術大学音楽学部教授のトランペット奏者、栃本浩規さんが高山市出身であることや、ご自身も飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラの中心メンバーとして活躍するなど、飛騨と縁のある栃本三津子さんに演奏をお願いしました。

栃本さんは、ご自身と飛騨地域との縁や印象などを交えながら、演奏曲の特徴や作曲家について紹介。シューベルト「『冬の旅』菩提樹より」や山下笛朗「ヴァイオリンソロのための飛騨山娘」など、アンコール曲を含めて5曲を披露しました。来場者は、優雅な音色にうっとりと耳を傾けていました。クラシック音楽が好きで訪れたという古川町の女性は「アンコールで一番好きな曲を演奏していただき、とても良かったです。市美術館には初めて入ったのですが、きれいで音響も良かったと思います」と話していました。

主催のひだ文化村の中村輝政理事長は「今回は新しくなった美術館も皆さんに見ていただけるよう、ホールでなく美術館へのアウトリーチという形で栃本さんに演奏していただきました。今年度第一弾の企画です。コロナ禍でなかなか活動ができませんでしたが、いよいよスタートできます」と笑顔で話していました。

上屋美千弘館長は「空調の改修が主な工事でしたが、温度や湿度が一定に保たれるようになったことで作品を大事に保護でき、他館からも借りやすくなりました。飛騨地域の皆さんに美術や文化により一層親しんでいただける身近な美術館であってほしいです」と話していました。

 

オープン記念コンサートの様子(1)

オープン記念コンサートの様子(1)

 

オープン記念コンサートの様子(2)

オープン記念コンサートの様子(2)

 

オープン記念コンサートの様子(3)

オープン記念コンサートの様子(3)

 

オープン記念コンサートの様子(4)

オープン記念コンサートの様子(4)

 

オープン記念コンサートの様子(5)

オープン記念コンサートの様子(5)

 

オープン記念コンサートの様子(6)

オープン記念コンサートの様子(6)

 

オープン記念コンサートの様子(7)

オープン記念コンサートの様子(7)

 

オープン記念コンサートの様子(8)

オープン記念コンサートの様子(8)