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「ドローンスクール」の市内開催を前に説明会がありました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年4月14日更新

4月12日(水曜日)市役所

一定の条件下の屋外でドローンを操縦できることを認証する国家資格「無人航空機操縦者技能証明」を取得できるドローンスクールが飛騨市内で開催されることを受け、スクールの事前説明会と新制度や受験に関する勉強会が行われました。

国による無人航空機「ドローン」に関する新制度が昨年12月に施行され、機体認証や無人航空機操縦者技能証明、運行ルールなどが整備されました。有人地帯における目視外飛行(レベル4)が可能となったり、飛行申請の一部が免除されるなどのメリットが生まれた一方、飛行日誌の記録や保管が必要となったり、新たな罰則なども設けられました。

産業分野などでのドローン活用を進めている市は、関係者の知識向上やドローンの操縦資格の取得を支援してきましたが、飛騨地域には現在、ライセンス制度に対応している講習機関がないため、希望者は遠方での受講を余儀なくされていました。

そこで市は、ドローンの国家ライセンス講習校である北日本自動車学校・富山ドローンスクールと連携し、市内で講習を受けられる「飛騨市ドローンスクール」を開催することになりました。これにより技能証明(2等)を取得するための講習を身近で受けられるようになります。飛騨地域での同講習会の開催は初めてです。

説明会当日は、同スクールの森本康之教頭が講師となり、ドローンのライセンス制度の概要や近年の動向、技能証明取得に向けた具体的な手順や受験のコツなどの紹介やアドバイスがありました。森本さんは、ドローンの飛行について「国は規則や罰則をどんどん厳しくしてきている」と現状を紹介。まだ、免許に関する詳細が確定していない状況をふまえつつも、今後3年ほどをめどにドローンの操作に必要な資格が、民間資格から国家資格への移行が進んでいくだろうと説明しました。

また、試験にのぞむコツなどもアドバイスしながら「教習だけで受かるほど簡単なものではないので、自宅での自習や復習をしっかり行って」「今はまだ問題のパターン数が少ないですが、これからひねった問題が出るようになるので、早めに取得を目指した方がいい」などと呼びかけました。

(株)飛州コンサルタントでドローン運用の全般を担当しているという木下雅斗さんは「現在、測量などでドローンを使っていますが、今のうちに国家資格を取得したいと考えており、また法令やルール、最近の動向も確認しておきたいと思って参加しました。講義は分かりやすかったですが、資格取得はなかなか難しく、しっかりとした準備が必要だと感じました」などと話していました。

 

説明会の様子(1)

説明会の様子(1)

 

説明会の様子(2)

説明会の様子(2)

 

説明会の様子(3)

説明会の様子(3)

 

説明会の様子(4)

説明会の様子(4)

 

説明会の様子(5)

説明会の様子(5)