3月9日(木曜日)市役所
医師不足に悩む地域の医師確保のために設けられている岐阜大学医学部地域枠「地域医療コース」に高山西高校3年の板屋颯汰さんが合格し、都竹市長と黒木飛騨市民病院長らから激励を受けました。板屋さんは4月から進学し、将来は地元で活躍できる医師を目指すそうです。
岐阜大学の「地域医療コース」は都市部への医師偏在の打開策として岐阜県が創設したもので、将来地域医療に貢献する意志のある人を対象に平成31年度から募集をスタートしました。合格すると原則として出身圏域で初期臨床研修修了後、引き続き県内の医療機関で7年間業務に従事し、うち少なくても4年間を県が指定する医療機関などに勤務する制度です。
都竹市長は「地元に戻って地域医療を支えるという志を貫いてほしい。期待しています」と励ましの言葉を贈りました。また、黒木病院長は「人材不足は深刻です。地域医療を学びながら夏休みにはぜひ市民病院にきて現場の医療を見てほしい」と笑顔でエールを送っていました。
板屋さんは「進学してからが大切。地域に恩返しできる医師になれるように頑張ります」と意気込みを語りました。