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火災による負傷者の保護に感謝状贈る

印刷用ページを表示する掲載日:2023年3月31日更新

​​3月24日(金曜日)飛騨市消防本部

同消防本部は、古川町杉崎の木製家具製造業の(株)小畑産業が林野火災で被災した男性(67)を保護したとして感謝状を贈りました。

火災は2月28日昼1時頃、同社近くで発生し約6アールを焼失しました。通行人の知らせで同社社員が火災現場に駆け付けたところ、座り込んでいる男性(67)を発見。火が迫って来る危険があるため、ぼう然とする男性に「大丈夫だよ」と声をかけて落ち着かせ、背負って安全な場所へ避難しました。

社員の知らせで現場に向かった同社取締役の長瀬一晋さんによると、男性は畑作業のため野焼きしていたところ山林に火が燃え広がったため、自ら119番通報。背後から迫る煙と炎から逃れようと、転げ落ちるように斜面を駆け下りて来たそうです。被災した男性は手にやけどを負ったものの大事には至りませんでした。

現場には同社の小畑円香社長も自宅から駆け付け、消防士を防火水槽に誘導するなど消火作業に協力したそうです。中畑和也消防長は「社員の皆さんが一丸となり、迅速な行動で大切な命を救っていただきありがとうございました。今年は雪解けが早く、野焼きなど畑の準備も例年に比べて1か月ほど早いので気を付けてください」と話しました。

感謝状贈呈式の席上、長瀬さんは「命に影響が及ばずよかった。消防士の連係プレーを目の当たりにし、正確で素早い行動に感動しました」と。また、小畑社長は「消防士の皆さんと連携し、無事に人命救助できてよかった。日ごろから防火への備えを怠らないようにする必要性を再認識できました」と話していました。

 

感謝状贈呈式の様子(1)

感謝状贈呈式の様子(1)

 

感謝状贈呈式の様子(2)

感謝状贈呈式の様子(2)

 

感謝状贈呈式の様子(3)

感謝状贈呈式の様子(3)