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WEBとPOPを使った販売促進について学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年3月27日更新

3月24日(金曜日)古川町公民館

市内の事業者を対象にした2つの講座「WEB徹底活用講座」と「心に響くPOP講座」(飛騨市商工課主催、古川町商工会・神岡商工会議所共催)が古川町公民館で開かれました。

人が行動的になる季節を間近にひかえ、WEBを活用した販売やPOPを使った実店舗での販売などに関する技術、最新の動向などを学び、有効な販売促進につなげてもらおうと開催したもの。第1部では株式会社はちえんの坂田誠さんがWEBを活用して行う販売促進の基礎、第2部では「飛騨産直市そやな」のトマト店長こと牧ヶ野芳男さんがより販売促進につながるPOPの活用方法について講義を行いました。

坂田さんは、新規顧客を獲得するための「道具」としてGoogleマップを活用することは必須だと強調。近年の顧客はGoogleの検索機能を使って情報を収集する場合が非常に多く、登録されている事業者のプロフィール、商品の紹介や写真、評価点数や口コミなどが売り上げに直結するため、しっかりと管理運用を行ってほしいと呼びかけました。

そのうえで、最近流行している60秒以内のショート動画の活用を提案。初心者でもスマートフォンやその機能を使って簡単に作成できることや、フォロワーが0人でも動画が面白ければ数万、数十万の再生回数を得る可能性があることを指摘しました。実例なども紹介しながら「仕事、作業系の動画が人気」「ショート動画機能を無料で利用できるSNSはいくつもある。10~30秒で良いので、まずは気軽に撮影して投稿してみては」とアドバイスしました。参加した13人はメモを取ったりしながら熱心に耳を傾けていました。

参加した田口真弥さんは「情報のやり取りがSNS主流となっている中、グーグルマップの情報は一番見られるものだと思います。自社をアピールするための情報登録を強化してやっていきたい」などと話していました。

第2部では牧ヶ野さんから、店頭に掲示する商品紹介「POP」の生かし方について参加者5人が学びました。牧ヶ野さんは、POPを用いた販売促進について「必要な場所に」「必要な情報を」「見やすく読みやすい文字で」「タイムリーに表示する」ことが大事だと指摘。そのうえで商品の価値が伝わること、顧客にとって役に立つこと、ワクワク感を演出することで、顧客の気持ちを動かすことがPOPの役割だと説明しました。
また、POPの作り方について「伝えたいポイントを絞りこみ、自分の言葉で書く」「使う色は、黒色と赤色と黄色の3色で十分。色は使いすぎない」「POPを使いすぎて失敗することもある。主役は商品であり、POPはあくまでも脇役」などとアドバイス。参加者は、宣伝内容や伝え方を考えながら実際にPOPを作る体験もしました。

牧ヶ野さんは、実際にPOPを作って掲示し、その効果を検証して改善し、さらに実践につなげるという繰り返しが大事だと強調。「最初は効果が出なくても、何度も作り直して張り替えて。数をこなすことが成功への近道」「効果が出るまであきらめないで」と呼びかけました。

参加した小上純子さんは「講座を通じて、改善点やこうすれば良いという点が分かったので、さっそく生かしていきたいです」と感想を話しました。

 

講座の様子(1)

講座の様子(1)

 

講座の様子(2)

講座の様子(2)

 

講座の様子(3)

講座の様子(3)

 

講座の様子(4)

講座の様子(4)

 

講座の様子(5)

講座の様子(5)

 

講座の様子(6)

講座の様子(6)

 

講座の様子(7)

講座の様子(7)

 

講座の様子(8)

講座の様子(8)

 

講座の様子(9)

講座の様子(9)

 

講座の様子(10)

講座の様子(10)