9月6日(火曜日)河合町稲越、古川町信包・中野
飛騨地域の主要作物のトマト栽培や飛騨牛飼育の担い手を育成するため、2015年にJAひだ飛騨地域トマト研修所、2019年にひだキャトルステーションが市内に順次開所され、2年間の研修で生産技術や経営管理などについて学べる体制が市内に整えられています。
この日は、来年度からの就農を目指す農業研修生3名を都竹市長が激励しました。
研修生の一人目は、河合町稲越の吉本翔剛さんのもとでトマト栽培を研修している高谷雪乃さん(愛知県出身、前職会社員)です。研修終了後は同地区で栽培予定です。
二人目は、古川町信包の飛騨地域トマト研修所で同じくトマト栽培を研修している射場敦さん(京都府出身、前職会社員)。研修終了後は古川町高野で栽培予定です。
そして三人目は、古川町中野のひだキャトルステーションで飛騨牛飼育を研修している鈴木愛生さん(高山市出身、飛騨高山高校卒)です。研修終了後は飛騨市もしくは高山市の畜産農家に就職予定です。
市長は研修生一人ひとりに「どうですか。大変ですか。暮らしは不便ではないですか」などと伺い、「就農が楽しみですね。がんばってください」などと激励しました。
研修生らは「元々田舎暮らしに憧れていたので全然不便ではない。作業は楽しい」、「どうしたら昨年よりいいトマトができるか試行錯誤している。大変だけど面白い」、「重機も乗れるようになった。一人前の畜産農家になりたい」などと笑顔を見せました。
また市長は各研修生の受け入れ先の農家にも、今年の発育状況や物価高騰の影響、就農に向けての課題などを確認していました。