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認知症キッズサポーター養成講座が行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年9月22日更新

9月15日(木曜日)古川小学校


この講座は4年生対象の「ふるさと教育」の一環で、道端でお年寄りが困っている時など、小学生にも自分たちでできることを考えてもらう目的です。講座は飛騨市認知症キャラバンメイトの皆さんが協力し、最初にキャラバンメイトの下堂前利子さんが高齢者と認知症の現状を解説し「認知症は脳の病で心は病気ではありませんので、皆さんはお年寄りの味方になり、助ける人になってあげてください」と訴えました。


引き続き認知症の記憶の仕組みを実演したり、寸劇を披露してお年寄りと出会った時の対応の仕方を学びました。下堂前さんは「認知症になると今聞いたことも記憶から消えてしまい、しかると不安になり、物を無くすと盗られたと勘違いしたりしますが、決して怒鳴ったり驚かせたりせず、やさしく接してあげてください」と話しました。


この後、飛騨警察署生活安全課の今枝貴史さんが「飛騨署では年間40人ほどのお年寄りを保護します。保護すると『なぜここにいるの』『これからどうなるの』と不安な思いをされています。皆さんはもしそんなお年寄りと出会っても決して心を傷つけず、優しく相手の言うことに合わせてあげてください。そうでないと口をつぐんでしまい、どこの誰かも分からなくなってしまいます。近所の人が来るまで見ててあげてくださいね」と話していました。


講座後、児童たちは「優しくしゃべったりすることで症状が和らぐことがわかりました」「家族もいつ認知症になるか分からないので優しく接してあげたいです」「これからはお年寄りがウロウロしていたら声をかけてあげたいと思います」などと感想を話し、出席者全員に「キッズサポーター」の証明書が贈られました。なお、同校4年生は「人にやさしい古川」を学習テーマに、これまでにも妊婦や障がい者に関する学習に取り組んでいます。
飛騨市認知症キャラバンメイトは市内で17名が活動し、認知症の方やその家族を地域で支えることを目的として各所で「認知症サポーター養成講座」を行っています。

養成講座の様子(1)

養成講座の様子(1)

 

養成講座の様子(2)

養成講座の様子(2)

 

養成講座の様子(3)

養成講座の様子(3)

 

養成講座の様子(4)

養成講座の様子(4)

 

養成講座の様子(5)

養成講座の様子(5)

 

養成講座の様子(6)

養成講座の様子(6)

 

養成講座の様子(7)

養成講座の様子(7)

 

養成講座の様子(8)

養成講座の様子(8)

 

養成講座の様子(9)

養成講座の様子(9)